きぬかつぎ

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マルチサイズの鍋の蓋

この前届いた鍋とフライパンのセットで蓋が足りないと思った件で、別メーカーで購入した蓋が届いた。

カタログと見た目がいささか違うことにしばらくして気づいた鈍いおばさんである。

しかしもう封を切ったばかりかラベルも剥がして洗ってしまった。

どこが違ったかというと、カタログでは表面ののっぺりしているところがアコーデオンの伸ばしたところみたいになっていたこと。

この蓋の場合は内側にだけ各サイズのストッパー的なものがついている。

しかもカタログでは24センチから28センチ用だったのが、これだと20センチからいける。

それ自体は便利だと思ったのでまあいいか、とした。

早速お昼に24センチのキャセロールでワンポット パスタを作ってみた。

分量のパスタ、具材(今日は青梗菜の葉の部分とサバの水煮)、味付け(今日はガーリックソルトと醤油少々、豆板醤を少し)、オイル(今日は胡麻油)、そしてパスタ100gにつき250ccの水を一斉に入れて鍋に蓋をして中の強くらいの火加減で加熱する。大体パスタの茹で時間プラス1、2分くらいで出来上がる。途中何度かかき混ぜてパスタがくっつかないように、調味料が均等に行き渡るようにする。

蓋は一見きちんと閉まっているようなのだが、水が沸騰して湯気が出る段階で横から少し湯気が出てくる。ストッパーになっていない部分から出てきているのか、鍋の形と蓋の形がしっかり合っていなくてもれてきているのかわからなかったが、もくもくとまではいかないが思ったより湯気が横から出ていた。

でも出来具合は上々で、パスタはもっちりし過ぎず、しかし硬過ぎず、味がうまく染み渡っていてなかなかよろしかった。

ネットでワンポット パスタのレシピを検索していたところ、ドイツのレシピサイトの紹介文で、「これはイタリアのプーリアであるレストランの料理人の人がまかないで作っていたもの」とあった。

初めてワンポット パスタのレシピ動画を見た時、こんな邪道な調理法を見たらイタリア人が激怒するのではないか、と思ったのだが、どうやら本場の人も作っているらしい。

本場の人がどうかよりも自分が楽をできる方が大きいと思って今までちょっと気が引けていたのだけど、これからはもっと堂々とワンポット パスタを作っていくつもりである。