氷枕をあげた

金曜、遂にサハラの熱波がドイツに到達したらしい。

気温はどんどん上がり始め、あっという間に屋根裏の仕事部屋は居住不可能になった。

ノート一つで仕事しているとはいえ、細かな身の回りのものなんかも持ち込んでいるのでそれらを全部まとめて動くのは面倒くさい。

というかその動作をすること自体が暑い。

あらかじめ設置してあった扇風機を付けてなるべく集中して暑さのことを考えないようにする。

でも午後4時を過ぎたらさすがに集中力もゼロになった。たまたま電話で打ち合わせをした同僚も暑くてアイス食べちゃったと言う。

さっさと仕事じまいをして今日は早くスーパーに注文品の受け取りに行くことにした。

部屋を出る時いつもは開けておく扉を閉めた。猫たちが気に入っていてもここまで高温になると危ない。マシな気温になるまでここは閉鎖である。

毛深い猫にはプラスチック製冷却剤をタオルに包んで置いてあげた。毎年の恒例である。熱が出たときにやる氷枕というやつだ。1匹はあまり好まないが写真の方の猫はこれが大好きで、床に置いてやると前足をじっと冷やしている。

見ているのは可愛いが、できれば明日はもう少し涼しくなってほしいものだ。