夕食が気に入らなかった猫
今日の夕食が気に入らなかった猫。最近いつもあげてるやつの一つだけど。
私がキッチンに立った途端、ささーっとやってきて主張し始めた。
批判たっぷりの顔。
半分も残したご飯があるので無視していたら、
尻を向けつつ耳だけはしっかりこっちを向けて待機。
根負けして今日はまだあげていなかったササミを焼いた。
ホラー小説も含まれるのだろうか
さっき興味深い記事を見つけた。
ホラー映画が好きだと恐れに対処できるということなのだが。
紹介されている概要を読むとなるほど、と思う。確かにそうかもしれない。普段から必要もないのに自分から恐怖に身を晒すなんて本来ならあり得ないことだ。
私は映画自体あんまり見ないのでもっぱらマンガと小説でホラーを選んでいる。これもこの研究に当てはまるのかどうかと考えながら記事を読んだ。
いつも感想に書いている通り、怖いとトイレに行けないとか布団を被って寝るとか、恐怖にあんまり対応できていない。読んでいる間に私自身には何も起こらなかったように、読んだ後も何も起こらないはずなのだが、想像力がたくましすぎて今度は同じ現象が自分の家の中で起こるんじゃないか?と頭が勝手に想像して怖くなってしまうのだ。
それでも恐怖を感じた時間がいつか過ぎると、今度はその体験を思い出して「あーあれは怖かったなあ」と考える。
そして「絵や文字だけで表現されたものにあんなに怖がった自分」に改めて笑ってしまう。
多分この時点で、ホラー映画を見終わって安堵した人たちの気分に近いものがあるのかもしれない。
サラミ戦術、という言葉を覚えた
ここ数日、ニュースで「サラミ戦術」という表現を見かけた。
知らない表現だ。見聞きしたことがあるのかもしれないが意味を考えたことがなかったのかもしれない。恥ずかしながら何十年も間違えて使っていた言葉は数えきれないので、きっとそういう風にいい加減に扱ってきた言葉の一つなのだろう。
人に聞く前に自分で考えてみた。
サラミというからにはサラミの特徴を捉えているのだろうか。サラミは普通肉質分と脂肪分がまだらになっているからまだらということだろうか?
ちなみにこのサラミ戦術という言葉はドイツでのロックダウンに関する表現で、各種規制がサラミ戦術的に繰り出されている、というような感じの文章だった。
まだらな規制…?
どう考えてもこれ以上は思いつかないので答えを聞いてみると、「サラミみたいに一枚ずつ切って出すから」ということだった。
ちょっとずつ出していき、しまいには一本のサラミの量になる、ということらしい。個人的にはあんまりピンとこないが、日本語で言うなら「小出しにする」に近い感じか。
ロックダウンを最初11月いっぱいとして開始し、11月中旬の今になってまだ11月下旬では解除できないと発表し、11月下旬になったら次の目標が公表される。そのひとつひとつがサラミ一枚ずつ、みたいな感じだと思われる。
本当にそのサラミ戦術なのだとすると、11月下旬には状況次第では規制が厳しくなるのかもしれない。まだサラミは2枚しか出てきていないからだ。それに感染者ばかりでなく重症者が増えているというから、今後も何枚もサラミが出てくるのか。
目標値は10万人あたり50人の新規感染者数という割合が安定的になることらしい。目下ドイツでは140人。お隣オーストリアでは550人。今日は国内の新規感染者数が昨日金曜の2万3千人から少し減って2万2千人ほどになったそうだが、何しろもうそこいら中に蔓延しているらしいのでそう簡単には減らないはずだ。医療機関のキャパシティはもうこれ以上増やせないところまで来ているそうで、だから今は経済活動より医療を優先することになったのだろう。
実際のところ、11月初めにロックダウンを始めてから新規感染者の増加の割合は少しばかり緩やかになってきている。各種イベントや旅行、外食などを禁止した効果が少しばかり見えてきたらしい、という話だ。
いくらいろんなルールを設けても、個々がほんの少しだけ油断したり、少数派が無視したりするだけで感染が広まってしまう。えらい人たちの話ではこの冬中この状況と戦うしかないそうである。この冬中ロックダウンという意味なのかもしれない。今は比較的温暖な気温だが、それでも学校のように20分おきに窓を開けて換気すると寒い。いろんな学校で集団感染により休校が増えているらしいが、感染しなくても私なんか寒くて大風邪を引きそうな気がする。
サラミが一体何枚切って出されるのかわからないが、今の状況では致し方ない。
緑茶パウダー入りケーキ
緑茶をパウダー状にしたものを入れたケーキを撮ってみた。
なかなか渋い感じの色になった。
味はほんのり緑茶の苦味が出ていて、秘蔵の?日本製こしあんをお湯で少し溶いてチョコレートソース的にとろっとかけたらとてもよく合った。
作るのも簡単なのでまた作ってしまいそうだ。
もう長いこと(5時間くらい)何も食べてない…
配膳棚の前で途方に暮れている猫。
日中寝ていて夕方近くに起きて空腹を感じたらしい。
催促に来たのだが夕飯の時間までまだ1時間くらいあるので無視していたらこうなった。
もうずっと何も食べていない顔をして伏せ目がちにしきりとこっちをチラ見している。
これでも反応しないと今度はキッチンへ行って隅から隅まで物色して回る。パン屑があるかもしれないし、キッチンの上に乗っていると人間が嫌がってやめさせようとやってくるからだ。そして立ち上がってきたところでささっと降りて改めて空腹を訴える。
我が家はあんまりきちんとご飯の時間を決めていないのだが、催促するごとにあげているとそれはそれで押せば出てくると思われてしまうので多少バランスをとっている。
夕方になってからお腹空いたーと来ればあげているし、夕方になっても寝ている時は起こさないで夜半に起きてからあげる。でないと何かの都合で人間が定時にご飯をあげられない時大騒ぎになるからだ。
彼はしばらく棚の前でパフォーマンスを見せてくれたが、私が片付け物を始めたら諦めて不貞寝に行ってしまった。
でも本当に寝ていたわけではなかったらしく、ちょっと早めだけどあげてもいいかな、という頃に部屋の戸を開けてご飯だよ、と言ったら矢の如くビューンと飛び出してきた。
10ユーロで何が食べられるか
テイクアウトのサービスが始まったので早速ランチメニューを注文してみた。
夫はコルドンブルーとフレンチフライ、私は牛肉ロールとマッシュポテトと赤キャベツ。それぞれ10ユーロのランチメニュー。10ユーロで何が食べられるか?という簡単な例である。
この店で食べるときはこれにスープとデザートがついて9ユーロなんだけど、コロナ禍中で特別なアクションとしてのテイクアウト価格らしい。でもとにかく誰かがご飯を作ってくれること自体に感謝である。ちなみに9ユーロのランチメニューは大きな町より少し安めだけど、ここは田舎町なので妥当だと思う。街中だと店のクラスにも寄るけど普通のカフェレストランなら10-12ユーロくらいだろうか。
お味は店で食べるのと同じ(料理人が同じなら当たり前なんだろうけど)で美味しかった。
その他にもサーモングリルと野菜と炒めたじゃがいもとか、サラダボウルとかあったのでまた頼んでみたいと思う。
今月予約・購入した本
来週発売予定の高槻先生の新刊を予約した。
尚哉と同じ力を持つ人に出会ったことが多分発端なのだろうけど、私の中ではなぜか人魚の話が強く印象に残っていて、あれから話が一歩「本物」の域に踏み込んできたように思えている。
新刊の紹介文を読む限りでも、「本物」の一つである尚哉の力の原因解明に乗り出すことになったらしい。一体何だったのか、読むのが楽しみだ。
加えてマンガも月末ごろに出るとのこと、もちろん予約した。これは1巻からである。どんな風に先生が描かれるのかまだ見ていないのでこっちも楽しみにしている。