我が家に森が来た
バラの茂みのそばにさりげなく育っているコレ、気に留めていなかったのだがオークらしい。
玄関前の小さな植え込みにも育っているし、よく見ると庭のあちこちにさりげなく育っている。
家の隣は畑と牧草地なのだが、その向こうにある林の方からタネが飛んできたのか、それとも鳥か小動物が運んできたのか。
なるほど、こうやって自然は増えていくんだな、と私は静かに感心したのであった。
うちにはすでにイチョウの木が一本だけ他の庭木と一緒にさりげなく立っている。義父が植えたのかと思っていたら勝手に生えたらしい。数キロ四方にはイチョウの木は生えていないから、多分鳥がもっと遠くから運んできたのだろう。もう私の背より大きくなっている。
いくらタネが運ばれたからって何でも大きく育つわけじゃないはずだから、うちの土地と気候がこの木たちに合っていたということになる。
何となく選ばれた感じがして悪くないな、と思う。