久々に買い出しへ
土曜日の朝、いつもみたいにだらだら寝ていないでさっさと起きて買い物に出た。
午前中のうちに大きな街でいつもは手に入らないものを買おうというのである。
コロナ前は時々やっていたのだが、外出規制などが始まってからずっとご無沙汰だった。
月曜から2週間二人で休暇を取ったので、ちょっとずつあちこちに出てみようということにしたのである。
さて、久々に街中を歩いてみると、ニュースで出ているみたいなマスクをせず店の中に入ったりするような人は特に見かけなかった。
むしろ外を歩いていてもマスクをしている人も結構いた。
小さな商店では距離を取るのが難しいと分かったが、こればかりはどうしようもないと思った。長居しないこと、全員がマスクをしていることでなんとか防げれることを願うばかりだ。
お昼近くになり、ランチメニューのテイクアウトがあったのですかさず購入。
家に帰って食べた時の私の満足感はいいようもない。
この半年近く、ほぼ全食を自分で作ってきたのでこの程度のことでも本当にご褒美だ、と思ってしまった。
もう一つ良かったと思ったのは、今まで極度に用心深かった夫が、街中のリラックスした様子を見て、新しい様式でやっていくしかないんだ、という感触を得つつあるということ。
今までは以前のように暮らせるようにならなければ絶対にどこにも食事や旅行には行かない、と言い張っていたのに、今日はとあるレストランのブランチのメニューを見て、これ良さそうだなと自分から言い出した。
我が家には何と言っても高齢の義母がいるので用心には越したことないけれど、そんな本人も自分が出掛けずとも人の訪問は最近よく受けているようだし、それぞれがそれぞれのできる形で少しずつ進むしかないのだと思う。前に比べてだいぶいろんなことがわかってきたので対策を立てやすくなったのもある。
2週間でどれくらい進歩するか。