きぬかつぎ

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今困っていること

コロナ後の住まいのことについて書いたついでに。

ど田舎で一軒家に住んでいる私には、在宅勤務に使える部屋は三つある上、その気になれば地下にも仕事場所を作れる。

家で一日中仕事をする上で案外大事だと思うトイレの数、これも十分にある。二世帯住宅だけど私たちが住んでいる区域はトイレが二つある。二人暮らしだから十分である。引っ越しを考えている人はその辺も考えるといいんじゃないかな、と思ったりする。ネットで調べてみると、トイレを増設するということもできるらしい。トイレ掃除が倍増するけれど、ものぐさな私でもこれだけはあって良かったといつも思って掃除している。

話が逸れてしまったが、困っていることもある。

私はずっと街中のオフィスに出勤していたので、かかりつけの医者がみんな街中にあるのだ。オフィスから歩いていけるところにあった。

今、そこに行こうとするとわざわざ電車に乗っていかねばならず、定期検診でも休みを取っていかねばならない。今や勤務地が自宅だからだ。

こんなことで困るとは思ってもいなかった。

自宅近くの医者に変えればいいじゃないか、と思うかもしれないが、うちの村には診療所が一軒もない。店もないけど医者もいない、つまり車がなかったらトイレットペーパーもパンも買えないし、歯が痛くてもお腹が痛くても誰も何もしてくれないわけだ。

今都会から地方で新しい住処を求める人はそういうところを考えないということはなかろうが、くれぐれも妥協しないで探してほしいなと思う。

診療所もそうだし買い物もそうだ。スーパーが一軒あるだけじゃ心許ない。そこが閉鎖してしまうと店がなくなってしまう。うちの村も私が引っ越してきたときはまだパン屋が一軒あった。でもそこが閉まったので何も買えない村になってしまったのだ。

駅からの距離よりも商店への距離の方が大事だし、歯医者や内科などへの距離も大事だと思う。できれば歩いていけるところにあるのが望ましい。車で5分、というのは簡単そうだけど今までそういうところで暮らしたことのない人間には結構ハードルが高い。私が外出規制緩和後も家でいろんなものを作ろうとしているのも、そういうところも大いにある。