きぬかつぎ

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私は一体何と戦ってるんだ?ということで

自分で縫った布製マスクを増産しなければ、と思い夜鍋してみた。

でも最近暑くなってきたし、あれこれ片付け物をした後でもあったので疲れてなかなか進まない。縫い目も真っ直ぐに行かないし、耳にかけるゴムの長さもなかなか決まらない。

一人で唸っていたら夫が、「お前は一体何と戦ってるんだ。そこまでして自作する必要がどこにある」と言うのである。

わざわざ買った布もゴム紐も残ってるしなあ、と思ったが、疲弊しかけていることも確かだった。

でも使い捨てマスクはあまり好きじゃないのだ。高性能のものならいざ知らず、私がここで買えるようなのは見た目だけそれっぽいのに過ぎない。布マスクは色柄が気に入らないものが多い。マスクなんか嫌、という人が多い割には遊び心たっぷりの色柄が多いのだ。町の名前が入ってるやつとか、タータンチェックとか、派手な花模様とか。あまりしている人は見たことがないが。黒いマスクをしている人は結構見かけるようになったが、夏場に黒いマスクは暑い。私は髪だって(まだ)黒いんだから、これ以上黒い部分を増やしたくない。

それでふと思い出して無印の欧州サイトを見たら、通販で布マスクを売っていることがわかった。シンプルだし、黒くないし、洗える。

縫いかけのマスクは丁寧に折って裁縫箱に突っ込み、早速購入した。

自分が楽しいうちはいいが、辛くなってきたら家事なんか簡素化するのが一番だ、というのが信条である。機械や業者に任せるのを良しとしない人がいるけれど、家事はやってあればいいのであって、苦行になってはいけないと思う。食器洗い機も洗濯乾燥機も掃除機ロボットもそうやって我が家で活躍している。