きぬかつぎ

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通勤時間とサービス残業

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だんだんと通常運転に戻す企業や店などが増えているようだ。いつかは在宅勤務用に買ったラップトップテーブルが、上の写真のように猫の寝床と化す家も増えるかもしれない(うちの場合はもう猫ベッド専用になった)。

自宅で一人で仕事をする時間が長くなり、精神的にストレスが溜まっていると感じている人が増えている、という統計もあるという話である。

でも私はその逆だ。

私が今一番ストレスに感じているのは、今の在宅勤務が廃止になってしまったらどうしよう、ということだ。

まだその話は出ていないが、いろいろな検討はしているという。企業としてはいつまでもうやむやにはできないから当然だと思う。

でも、みんながみんな家にいることでストレスに感じているわけではない。何%の人がオフィスに戻りたいと思っているとしても、私は今のまま続けたい。というかオフィスに戻れと言われたらそれが逆にストレスの原因になる。

できれば選択肢を与えて欲しいなと思う。

今はもう毎日のようにその方面のニュースなどをチェックして、うちも無期限で在宅勤務希望者をそのままにしてもらえるといいなあとかなり真剣に願っている。もっとも、今朝聞いたところではまだそう簡単には変更はないかもしれないと思う。というのも、外出規制を緩和してまもないドイツの某地方のレストランで集団感染が発生したとか、また雲行きが少しずつ怪しくなっているからだ。感染の第二波が一体どのくらいになるのかまだ誰もわからない。

本当に必要があればもちろん出向くことはやぶさかではないが、本当の必要って一体なんだろう?と思うわけである。少なくとも以前は私の上司は週に1、2日の在宅ならいいと思うけど全部はねえ、と言っていたのだが、今やその本人も出勤しろと言われると本当にそれ必要ですかと自分で自分の上司に確認しているらしい。私自身も、前は週に一度ミーティングなら行ってもいいなとは思っていたが、今はそれすら必要なの?と思う。

自宅で仕事をするとその分の電気、水道、ガス、そしてコーヒー代なんかも余計にかかる。でも交通費が不要だったら、その分で帳消しにできるかもしれないと思う。

残業について言えば、私はオフィスにいた時は多少残業もしていたが今はほとんどしない。必要があってするとしても、通勤時間の分だけということにしている。これは自分では理屈にかなっているなと思っている。

私の場合朝7時20分くらいに家を出て、オフィスのパソコンを立ち上げるのが早くて8時50分くらい。遅くて9時ちょっと過ぎである。片道1時間半はたっぷりかかっている。1日のうち約3時間は通勤時間だったのだ。

今までだって交通費こそ補助が出ていたが通勤時間は給料には含まれていない。

通勤時間分くらいは残業しても実質「サービス残業」にはならないのだ。

もちろんこんな理屈が通用するのはこれだけ通勤時間がかかっている人だけで、片道30分くらいの人の場合は1日のうちに1時間くらいしか残業できない計算になる。

ただ、通勤時間が長い田舎暮らしは電車の時間があるから好きなように残業はできないし、朝早くから出勤なんていうこともなかなか難しい。実質その分勤務時間が短いのである(私の場合は)。

残業はないに越したことないのだけど、こんな風に考えればいわゆるサビ残じゃないな、と思ったわけなのだ。