きぬかつぎ

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選ぶ自由があるといい

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さっきいろんなニュースサイトを見ていたら、どうやら青い鳥のマークのあの企業で在宅勤務が今後も継続して選択肢に入ることになったらしいという話である。

他の米テック企業でも秋までとか今年いっぱいとかいう話でいいなあと思っていたが、今後普通の状態として継続、というのはまさに夢のようだ。

もちろん誰にでも向く働き方ではないと思う。朝型、夜型やコーヒー派、紅茶派のように働き方もまた、人それぞれだろう。

でも私の場合は田舎暮らしでもあり、元から一人でもそもそ作業をする方が好きなこともあり、選択できるならずっとこのままがいい。せいぜい週に一度会議に出席してオフラインでないと片付けられないことを片付け、後は自宅で勤務というのが理想だ。

この働き方についてはコロナ前から夢見ていて、実際にずっと家で仕事をするようになって改めて自分には向いているな、と確信できるようになった。

世の中というかネット上の記事などを見ている限りでは(あくまで私個人の印象)、在宅勤務が広まりだした頃はどちらかというとポジティブな色合いが多かったような気がするが、珍しくなくなった今では弊害というか思わぬデメリットとか行き詰まった人たちの心の叫びなんかも紹介されるようになってきた感じだ。

私は誰もが自分で選べるような環境が一番望ましいと思う。

向いていない環境や性格の人たちが今後もずっと家の中に閉じ込められるのは避けるべきだと思うし、あるいは一定の環境の人たちがネガティブに感じるからといって攻撃され否定されるべきものでもないはずだ。特にここのところ日本のいろんなサイトを見ると結構否定的な記事が目立つような気がしていて(私の気のせいならいいけども)、もしこれにより選択の自由がなくなるとしたらとても悲しい。

きちんとすべき課題は当然まだまだある。勤務時間と出来高制、仕事場所、そして一番解決法が浮かばないのはオフィスの構造というか形態だ。

今は誰でも自分の座席というものがある。でも週に一回しか座らない座席は無駄だ。

じゃあ減らせばいいかというとそうでもない。だっていつかは出社してくるのだ。

例えばある部署が週に一回打ち合わせをするために集まるとする。

その場合はその時にどこかのスペースが確保できればいい。でもそれ以外の日でも、その部署の一部の人たちは出社して仕事をするとすれば一定の場所が必要になる。

会社全体で考えても、500人の従業員がいるからといって常に500席が必要かというとそうではないが、日によってはたまたま500人全員が出社することもあり得るわけだ。

そうなると建物を縮小するわけにはいかないが、定員通りに用意しても無駄といえば無駄になる。

都度場所を借りたりすることはできないわけではないが、何かあっていきなり打ち合わせ、なんてことになった時は面倒そうだ。

その辺のアレンジをどうするかが課題になるのではないかな、と思う。