きぬかつぎ

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在宅勤務が長引くほど顕著になってきたこと

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在宅勤務とは本当は関係がないのだろうけれど。

朝起きて定時に電車に乗るために必死であれこれする、ということがなくなった結果顕著になってきたことがある。

夜型志向だ。

通勤の場合、朝7時半ごろの電車に乗って初めて9時過ぎに仕事を始められるようになる。

ということは駅まで車で10分ちょっとはかかるので7時15分頃には「絶対に」家を出なければならない。

そのためには朝6時ちょっと過ぎには「絶対に」起きないといろいろ間に合わない。

在宅勤務だと当然通勤時間ゼロなので9時過ぎに仕事を始めるには一番ギリギリでも9時ちょっと前に起きれば良い。

もちろんそんなことは流石にしていなくて、大体朝7時半くらいには起きている。1日おきにルンバが7時半にスタートするようになっているからというのもある。

でも、きちんとした服を着て化粧をして靴を履いて鞄の中をチェックしたり忘れ物がないか見たりする必要がない。

だから起きたらシャワーを浴びて朝ごはんを食べて大体8時過ぎから8時半ぐらい。

それからキッチンを片付け水回りを軽く掃除してゴミを出したりする。それで大体9時くらい。

9時にはコーヒーを入れ、9時過ぎにはノートブックをゴソゴソ出してきて仕事を始める。

でも、この時間になるまでにやることは全て「必ずしも絶対じゃない」。

シャワーは浴びていなくても誰にもわからないし、服は寝巻きではないがホームウエアだから3秒で着られる。鞄も靴も要らない。スマホがちゃんと充電されているかどうか見る必要もない。顔の手入れくらいしているが、出かける時の気合いとは全然違う。

実は7時半の次に9時15分というタイマーも毎朝セットしてあって、この時までに起きれば9時半からは仕事ができるように考えてある。

だから朝ゆっくりできる分、夜もまた焦って寝なくては、ということがなくなった。

元から夜寝る前に本を読むのが大好物だし、夜シンとしたところで調べ物をしたり何かを計画したりするのが結構心地良いと思っていたので、最近気づくといつも夜9時くらいから自由時間を満喫するようになってしまった。

うちは猫たちに自由にさせているので本来の夜行性で暮らしている。拾われた時既に2ヶ月以上の月齢だったらしいので人間の生活に合わせるなんて知らない。

だから夜になって猫たちがうろうろし始めたり、駆け回ったりし始めるのを見ながら夜のひと時を楽しめるようになってしまった。

そして夜更かしをしても通勤がないのでそれほど体が疲れるわけでもなく、したがって普通に仕事をする分には問題ない。

こんな世界が、ライフスタイルがあったんだなあとしみじみ思っている。