きぬかつぎ

マンガ、小説、アニメ、ゲーム、音楽、酒、食、旅、仮想通貨取引や猫と日常生活のこと。

貯蔵庫の整理をした

f:id:kinu-katsugi:20200521225010j:image

我が家の、というかドイツでは大体の家にクーラーがない。

だから夏は暑い。

私がドイツにやって来たばかりの二十数年前はまだここまで暑くなかった。冬はすごく寒かったし、夏はほとんどの日がそんなに暑くなかった。

今や5月中旬のこの頃でさえ結構暑い。

ここ数日屋根裏も熱がこもり始めて来た。

というわけで今日は祝日なのをいいことに、屋根裏に置いていた食料の買い置きを整理して、私たちの居住スペースである2階におろして来た。

リビングダイニングの部屋には二箇所押入れ的な小部屋があり、一つは書類関係、もう一つは食料品などを入れている。

でも在宅勤務に切り替えたり、外出制限が出たり、毎日不安でニュースや記事を漁るばかりだった頃は買って来たものを整理する気にもなれず、キッチンやバスルームに置けない食料品や雑貨などは全部上の屋根裏にポンと置くだけにしていた(もちろん野菜などは別)。

最近は外出制限の初期に買っておいたパスタソースなどが一体どこにどれだけ残っているか把握しきれなくなって来ていたので、もうおそらくそんなに備蓄ばかり気にしなくてもいいだろうということで整理することにした。

食品と猫のご飯の箱を下に運び、どちらも食料品の小部屋に整理し直した。屋根裏には直射日光が当たらないので洗剤などは夏日の気温くらいでは傷まないし、トイレットペーパーなどはもちろん放置しておいて平気なのでそのままにした。

食料品は整理しなおしてみるとそんなに大量にあるわけではなかった。トマト缶、パスタソース、マッシュルームやコーンなど野菜類の缶詰、薄力粉と強力粉、押し麦、ジャム、パスタなどがそれぞれ少なくとも2週間分くらいはあることがわかった。

この前仕事で遅くなった時に1リットルパックのスープを何種類か続けて食べたので、出来合いのものはもう残っていないことがわかった。

それに加えて冷蔵庫には下処理した野菜がそれぞれ保存容器に入っているし、冷凍庫には単品の野菜何種か(ブロッコリーとかインゲンとか)と味付けされている野菜ミックスなども入っている。

まだまだこのまま頑張れそうだ。

外出規制はどんどん解除されていっているけれど、ソーシャルディスタンスを守らなければならないことはもちろん、マスクの義務とか入場制限があったりするところもある。そう簡単に外食には行けそうもない。しかもここ最近また感染者が微量ながら増えて来たところもあったりするらしい。これが新たな感染の波になるのか、ならないのかはきっと誰にも分からないだろう。知らないうちに感染して知らないうちに治った人たちがもう感染しないのか、そういうこともまだよく分からないそうである。

この前聞かれたのだが、また以前みたいに出勤したいか、という問いに私はノーと答えた。出勤をしてもいいという前提については公式に有効と認められるワクチンと治療薬が、私や私の家族の分も含めてすぐに調達可能になってから、と答えた。そうでなければ今まで耐えて来た意味がなくなってしまう。ゾンビ映画などでも一番最後に油断した一瞬で悪夢がやって来たりする。現実ではそれは避けたいに決まっている。どこかに書いてあったけれど、リスクの少ない人たち、リスクの高い人と同居していない人たちからお先に自由を満喫してもらえればいいと思う。