きぬかつぎ

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腰痛が治ったこと

今日ストレッチをしていてふと思い出した。

知らぬうちに、というわけではないが、気がついたら腰痛が治っていた。

腰痛に悩まされたのは確か4年くらい前のこと。仕事が忙しくてという言い訳で帰宅すると食事をしてゴロゴロ、週末もゴロゴロ、平日日中に長時間同じ姿勢でいたせいもあったと思う。そして老化の一種だという、腰骨のすぐ上の背骨の一箇所で骨と骨の間がくっついたとかで、左足の付け根から下に向けて痺れがあったり、しゃがむのも辛かったりした。

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最初に行った医者ではレントゲンの結果を見てから鍼治療をやってみましょうと言われた。それで6回くらいのセットで行ったのだが全然良くならなかった。ただ、医者が時間が経てば効いてくる人もいるというので半年くらい待ってみた。でも良くはならなかった。

生活に支障出まくりなので半年後別の医者にかかってみたところ、症状を聞いただけでまずは運動不足だ、と言われて運動すれば治りますとのこと。骨と骨の間のことはもう絶対に治らないから、運動して筋肉で守るしかないんだよ、だそうだった。腰痛ベルトとか逆効果だからね、とも言われた。でもその運動自体がもうできない状態にあるんですが、と言ったらしょうがないねえという感じの顔をしてじゃあ仕方ないから理学療法の処方箋を出してやる、とかなり怒った感じで言われた。この忙しいのに運動不足みたいな(おそらくはくだらない)理由で来るな、と言いたかったのかもしれない。申し訳なかったと思う。

理学療法士の人のところでは、最初にまず状態をよく見ますと言って、立って腰を曲げて手の指先を床に付けるという動作をやった。実際のところ、若い頃は両手が床に簡単に付くくらい体が柔らかかったのに、この時はわずかに膝くらいまでしか届かないという情けない状態だった。これには理学療法士のお姉さんも苦笑いするほどで、とにかく酷いのだということがわかってもらえた。

6回の治療を受けられるコースだったので、初回はとりあえず体の筋肉を伸ばすストレッチから始めた。週一度通って1つずつ新しいストレッチを教えてもらい、家でそれを毎日繰り返した。毎日結構必死になってやったので、6週目にはかなり筋肉がほぐれてきた感じがした。

それでも1時間くらい立ち仕事をしていると腰が痛む状態が続いたが、かがむことはできるようになってきて、気がついたらしゃがんで猫トイレの掃除ができるようになっていた。

1年か2年くらいして気がついたら腰痛を感じることはほとんどなくなっていて、今では滅多に痛くならない。長い時間料理をしたり、電車に待ちぼうけを食らって駅で立って待っていても、足が棒になるだけで腰痛にはならないようだ。ストレッチは最近あまりこまめに流行らなくなってしまったが、ちょっと体がこわばってきたような気がすると必ずやるようにしている。あと、これは腰痛に効果があるのかわからないが、ソファでぐったりするのはなるべく避け、普通に座る気がないときはベッドで横になるようにしている。これは誰に勧められたわけでもないのだけれど、変な姿勢で半分座っているよりはいいような気がする。

将来的にはこれに加えて街中に住んでこまめにぶらぶらと歩くのが理想である。