マンガの感想・スーパーのお兄さん 第13話
前話は更新に気づかないままかなり時間が経ってしまったが、最新話は更新当日に読むことができた。
ちょっとネタバレありです。
今回は何とマスコミさんからの取材があるというお話であった。
ありがちな設定のお話の、ありがちな出来事である。
残念ながら店長は筋金入りの目立たない若者であるため、どう料理してもアピールできなそうだなあと思われてちょっと気の毒な感じに。
取材の時だけお面をつけようが面白い格好をしようが、SNSのある今、そう簡単に付け焼き刃なんかではごまかせないのだ。店長の言い分がいかにも今の時代らしいなあと思った。今更柱の中に何か祀ってみたりしても無駄に決まっている(でもあのシーンは思わず笑ってしまった)。
と言っても本人からして望んだわけでもないのでアイデアなどあるわけもない。
それでも一応頑張ってみた一同であった。
と、ここまでは割と地味で真面目な展開だな、と思いつつ読んでいて、ふと思い出したのが、
何かこの作品に必要な何かが出てきてないな?ということだった。
店の中にいるけど正式には店の人じゃない、でも店の誰よりも目立っていてお客(奥様たち)に熱狂的に愛されているあの人である。
今回は普段の行い?がファンの奥様たちを通じて勝手に滲み出てきてしまった。
いつ見ても某大御所ミュージシャンにクリソツなあの人が、今回も一番強烈であった。
存在だけでもうお腹いっぱいになるというのはこのことだな、と思った。