きぬかつぎ

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酒と引きこもり生活

最近、というかちょっと前から耳には入っていたのがロックダウンによるアル中増加の心配である。

完全なるロックダウンまで行かなくても、用心のために外出を控えて家の中で3食食べるようになると自然と酒が欲しくなってしまうのが人情というものである(個人的には)。

ドイツは割と酒がお手頃価格である。「ものすごく」安いというわけではないが、400円から600円くらい出せば普段の食事用程度ならまずまずのものが一本買えるし、1000円くらいでラムも一本買える。

そのせいか、外出自粛から規制になって、酒の消費が増えたんだという噂である。専門家は人々のアル中を心配しているという。

我が家も外出を控えるようになって少しの間は物珍しかったし、なんか家で過ごす休日が続いているみたいで、不本意な外出自粛ながらもどうせだからちょっとくらい楽しもう、ということで毎晩晩酌をしてしまった。

たとえ翌日朝から仕事だって、在宅だと誰も私が酒臭いとわからないわけだし、何しろ通勤時間ゼロ分だから割とゆっくり寝ていられるのだ。フレックスタイムを活用(!)してゆっくりしたこともあった。

でもしばらくしてふと気づいたらこれじゃまずくね?と思ってしまったのである。我が家の場合はアル中というより家計費で気づいた。

毎週一度のスーパーの注文で、合計金額が増えたからである。

いろんな物の買い占めのせいで高いメーカーの洗剤とかを買わざるを得ないせいだ、なんて思っていたら違った。酒をいつもより大目に買っていたからなのだ。

飲まなきゃやってらんねえよ、という状況であることも否めないのだが、これが日常化してしまったらまずい。家計にも響くけれど肝臓にも気の毒である。

気づいてからは出来るだけ平日は飲まないようにし、飲むとしても日曜に開けたワインの残りを月曜に、とか木曜に頑張って仕上げた仕事があったのでささやかな祝杯とか、そんな程度にするようにしている。そうすると少なくとも火曜と水曜は休肝日にできるし、うまくいけば月曜から木曜まで4日間干上がっていられる。

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