きぬかつぎ

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私はまだなんですが

一説によるとドイツ国内ではすでに30万人が検査を受け、結果3万7千人ほどの感染者が確認されているという。

という、と書かざるを得ないのは、ソースによって数字が微妙に違うから仕方ないのだが、このカオスな状況ではやむを得ないかもしれない。誰がいつどこのデータをどうやって計算したかにもよるだろうし。

いずれにせよ、膨大な数の検査が行われてたくさんの感染が確認され、そして今や200人以上亡くなっている。

国境を接するフランスと比べると大分少ないのは、これも一説なのだけど比較的若い層が主に感染したらしいこと、それからドイツでは比較的多くの世帯が核家族化あるいは一人暮らしなどで高齢者と接する機会が少ないからではないか、と言われている。

我が家は義母がいるので私たちまで高齢者並みの隔離状態でいなければならない。正直怖くて家から出られない。外の空気を吸いたい時は庭に出てうろうろしてまわる。ちょっと前までは畑の間の道を歩いたりしていたが今はローイングマシンで代用している。散歩に出ることは規制対象外なのだけど、人がたくさんいると距離をおかねばならず、なかなか難しいのだ。

もっとも、そのおかげか今のところ何も症状はない。症状がないだけなのかもしれないが、義母も今のところ何ともないところを見るとかかっていないのか少量なのか、とりあえず無事に暮らせている。

そんなわけで、我が家はまだ誰も検査を受けていない。それがいいのかどうかよくわからないが、今のところ症状がない人は不要ということらしいのでとにかく家にいる。今朝のニュースではドイツの企業ボッシュ社が2時間半ほどで結果のわかる自動検査機を開発したという報道が出ていた。4月から利用できるらしい。100台の機械で1日1000件検査できるそうだから、今後は感染者の確認スピードが確実に上がるだろう。

www.bosch.com

ウイルスの話と言えば、さっきこんな記事も見つけて読んだ。なかなか厳しいお言葉もあるが、彼のような立場の人間から最大限の優しさ(あるいはあまり刺のない言い方)でコメントできるのはこうなんだな、と思った。本当は多分もっと厳しく言いたいこともあるだろうと思うが。

wired.jp