きぬかつぎ

マンガ、小説、アニメ、ゲーム、音楽、酒、食、旅、仮想通貨取引や猫と日常生活のこと。

マンガの感想・鬼灯の冷徹(30)

なんだかんだ言って全巻買っている鬼灯の冷徹。

堂々30巻目に突入した。

ちょっとネタバレありです。

f:id:kinu-katsugi:20200324195216j:plain

今回もいろんな種類のお話が出てきてどれもそれなりに楽しめたと思う。

最初のお話は田舎暮らしの私には割と身近?なテーマだった。私も森で散歩をしていてこのでかい動物に出会したことがある。春先で子供たちもいたので正直もうこれで終わりかと思ったくらいだ。幸い私には興味を持たずに近くを通り過ぎてくれたので助かったのだった。アレを怒らせたらまじでやばいのだ。でも子供たちはとても可愛い。実際に見た時も可愛かったけど、話の最初に出てきた絵もとても可愛かった。

特に驚いたのが春一の出てきた話。あれ、そこまで行ってたっけ?年のせいか時間があくと前までの粗筋を忘れてしまうので困る。前からその線で行ってたにせよ、今回はすごく手応えガッチリだったと思う。正直彼がそんな熱いキャラだとは知らなかった。雪鬼なのに熱いというのも妙だけど。でも彼の性質と、お相手の性質を考えると確かに鬼灯様の言う通りだとも思う。春一だけに、春やな、というところか。

それと神話ものが結構好きな私でも意外と知らなかったエピソード?も出てきた。イワ姫とサク姫だけじゃなかったんだ。そういう時代だと言い切れるご本人は偉いと思う。私だったら七代たたってやる、と思うんじゃないかと思うけど。

一番良かったと思ったのはフィクションというお話。出てきた亡者の人がとても良い目をしていた(笑。本当は悲しい性なんだろうけど、あまりに一途なので逆に好感が持ててしまう。家族まで同じキャラらしいのも良い感じだった。

で、次回は、というところを見たら驚いた。そうか、そうなのか。まあ冷静に考えればわからなくもないが、うーん。

でも次回にも期待する。