きぬかつぎ

マンガ、小説、アニメ、ゲーム、音楽、酒、食、旅、仮想通貨取引や猫と日常生活のこと。

また夜更かしして0能者ミナトの続きを読んでた

株もコインも何もかもずるずる下がっているしまだ膝は痛いしというわけで、昨夜はまた午前3時までかけて0能者ミナトの続きを読んだ。11巻の途中まで読了。

気のせいかもしれないけれど7巻から11巻まではなんか切ない話が多かったかな?という気がした。あでも船幽霊もかなり切なかったか。

まあ猫飼ってるせいもあって、動物ものである狸の話はすごく切なかった。そのせいかもしれない。タイムスリップであってタイムリープじゃないんだけど、シュタゲのオカリンみたいにめっちゃ努力して最後にはハッピーエンド、というのが良かったなあ、などと思った。このエンドだと私にはハッピーエンドじゃないので。

孝元さんの過去は思ったよりぐっとこなかった。話としては面白かったけれど、恋愛要素はかなり少ないというか。話の出来の良し悪しではなくて、孝元さんらしいと思った。

ユウキの過去と現在は特に現在の話が切ないと思った。他にどうしろと言われても確かにどうしようもないのだけれど、サトリの女の子がああいう風にうまくおさまっているくらいだから、ユウキの方もそのうちなんとかしてあげられれば良いのにな、と思う。その部分は事実上まだオープンになっているので、いつかなんとかしてあげて欲しいものである。

ダイダラボッチの話は最初、神話級ってことだったんで八岐大蛇が出てくるのかなと思ったら違ってサプライズだなと思ったのだけど、なんか物凄い収め方で発想に感心した。セルンが出てくるからっていうわけでもないけど、やっぱりシュタゲとかオカルティックナインとか思い出してしまった。

一番驚いたのは空怪の話だった。いつもよりもっと理屈っぽいというか、他の話に比べてちょっとこじつけがキツくない?と思ったら最後にもっと驚きの事実が。主人公がこういう状況に置かれるのは私は苦手なので知ってたら読まなかった。でもシリーズを続けるんだったらこのこともうまいことなんとかできるんじゃないかと思いたい。しつこいようだが私はあくまでシュタゲのトゥルーエンドみたいな丸くおさまるのが好きである。

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