小説の感想(途中)・神様の御用人
第1巻からあっという間に第6巻まで来て寝る間も惜しんでよんで今朝遅刻ギリギリだった。
毎回思うけどこういう時でも昔のように親の小言を聞かないで済むのは大人になったメリットの一つである。もう一つのメリットはもちろん既刊分まとめて大人買いできることだ。
狐の肉球でポフポフ叩かれるシーンがいつも羨ましいけどそんな写真はないのでうちの猫にギュッとされる写真を代用。ちなみに爪を立ててるけど本気では立てない(大体は)ので痛くはない。温かい肉球が手の甲に密着してとても気持ちいいのである。
話が逸れたが、この作品はすでにマンガを4冊読んでいるので最初の方はほぼ全部知っている話である。
それでも、言葉で読むのはまた別の味わいがあるからマンガのシーンを大半は浮かべながらも言葉の表現を頭の中で反芻しつつじっくり楽しめる。
で、話を知っているのに小説で読んでまたもや毎回、涙がダラダラ出てしまっている。
ということはつまり哀しいとか寂しい話ばかりなのである。
でもそれでもどんどん読んでしまうのは、狐がモフモフなのと哀しいながら最後は毎回ささやかなハッピーエンドを味わえるからだ。それにものすごくたくさんいるので敷居が高くないような気がして、贔屓?を見つけたりできるのも楽しい。楽しすぎて一応準テーマ的に毎回のように出てくる若い2人の進展があまり気にならないくらいだ。申し訳ないと思う。まあでも微妙な年齢と微妙な年齢差なのであまり大胆な展開もないかなあなどという予想のせいもある。ほんのり哀しいお話と淡い恋模様が並行する作品、という感じかな?と今のところは思っている。
もちろんこの先はどうなるかまだわからないが。