きぬかつぎ

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アニメの感想・歌舞伎町シャーロック 第1〜9話

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今日はやっと休暇の疲れが取れてきたので、見たかったシャーロックを見ることができた。

名称だけで見たいと思ってしまいついに見たわけなのだが、多少想像していたのと違った。

でも結果から言うと面白かったし、続きが楽しみである。

ちょっとネタバレありです。

名前からして、てっきりシャーロック的な人が出てくる作品かと思ったのだが、そうではなかった。

本当にシャーロック・ホームズという名前の人が主人公の作品だったのだ。そしてちょっとお間抜けなところもあるけどホームズの相棒的な立ち位置にある青年はワトソン君である。

さらにホームズの親友?にはモリアーティという少年がいる。あーそういえばモリアーティって、と咄嗟に思ったりした。

そして舞台は新宿である。歌舞伎町というタイトルだから当たり前と言えば当たり前なのだが。

こうしてみるとこれって文豪なんたらと真夜中のオカルトなんたらのミックスしたようなもの?という気がしなくもない。作家名と登場人物名という微妙な違いがあったり、新宿と言えど街の設定が違ったりしているけれど、リアルで知られている名前とか実在の街をモディファイしたりするのはなんか似てる。

でもそれを差し引いても、お話自体は毎回面白いと思う。主な登場人物のそれぞれの過去や現在が入れ替わりで出てきたり、謎解きを落語でやったり、などして、毎回誰の番かな、とか落語のシーンを毎回楽しみにしたり。

ちょっと残念なのはモリアーティという名前があまりにもあからさまなので、後半になるとこれは彼だよね、としか思えなくなってしまうこと。

しかし最後まで見たわけではないので、最終的にはあのモリアーティとは違うかもしれないのだけれど。

それから新宿の特にウエストという名前の舞台について言えば、もちろん作品用にかなりデフォルメされてはいるが、考えてみれば若い頃に初めて夜の新宿を歩くことになった時の印象とはあまりかけ離れてもいないかな、などと思える。