マンガの感想・真夜中のオカルト公務員 第44話
11月22日、いよいよ12巻の発売が決定したらしい。お話は全部読んでしまっているけど書き下ろしがあるかなあなどと期待して発売日をメモったところである。
最新話の方はといえば、前回までずいぶんヘビーな話が続いたので、なんかずっとそうなのかな、もう2度とあのお気軽な雰囲気には戻らないんだろうと思っていた。
ちょっとネタバレありです。
ところが最新話は打って変わって全然違う雰囲気の出だしで始まった。
驚きである。
あれ、何話か飛ばしたかな?と思ったくらいだ。
しかも最初てっきり過去の辛い思い出かとも思ったが、実は全然そうではなかった。
今までちゃんと出てこなかった仙田元夫妻の今の日常がついに紹介されたり。この前の事件のこともちょこっと出てきたり。
前半は雰囲気的にはちょっとパンドラの箱のお話に似ている感じがした。私個人的にはこういう感じは結構好きである。
もっとも、途中から出てきたものによってパンドラの時みたいなミステリアスな雰囲気はぶち壊されてしまったけれど。
あれはどう見てもあの懐かしい番組のオープニングのアレにしか見えないのだが、意識したパロディなのであろうか?ここまで似ているので多分意識的なのだろうと思うが、そういうことが出てこない作品だと何となく思い込んでいたので意外であった。
そしてこれは一体今回のメンツにどういう関係があるのか?
個人的には仙田さんたちはそのままであって欲しいなあ、と思うんだけど。