マンガの感想・日々是れ尊いネコマタ荘 第8話
最新話は猫又さんたちと猫カフェに行くお話である。
ちょっとネタバレありです。
写真は猫カフェの猫ではなくてうちの猫がうちに来て間もない頃。今でもよくこうやって部屋の真ん中にうずくまって無になっている。撫でて欲しいのかな、と思うとそうではなくて迷惑そうな顔で何メートルか先に移動してしまうので、こういう時は単に無になりたいだけらしい。
今回のお話では、主人公少女は大家さんとその友人御用達の猫カフェに連れて行ってもらったのだった。
親戚訪問?かと思ったがそうではなかった。リボンちゃんみたいな化け猫もいなくて、普通の猫たちのいるカフェだった。
何故に猫又が猫カフェに?といっても深い意味はないらしい。単に静かで落ち着けるところ、といったところか。
しかし今時の猫カフェとなんか違うところなのであった。
部屋を一望するシーンを見て猫ばばあの私が第一に思ったのは、「こういう猫飼いの家あるよな..」であった。むしろ猫を飼っているうちにだんだんこうなってしまうところが多いのではないか。良くてシェビー・シック、悪くて世紀末感ある部屋になるという。
それとマンガとは直接は関係ないが猫カフェの中には人間が猫にベタベタすることが優先、みたいな作りのところもあって、猫の健康上と精神衛生上どうなんだろ、と首を傾げたくなるところもなくもない。
そういう意味では手作りでちょっとドキッとする見た目であっても、猫のためにできているようなところの方がいいということは確かである。
猫目線のカフェを実現させたオーナーさんは、部屋よりさらに濃ゆい人なのであった。しかし個人的に思い入れはわからなくもない。
とここまでは単なる変なお話、という感じだったのだが、ここにもう一人偶然入って来て雰囲気ががらっと変わる。
猫ばばあの私はこういうのはすごく弱いので主人公少女とともに号泣してしまった。運命の出会いを描いた感動の逸話である。私までキャットタワーが神殿に見えてきてしまった。
でも猫の方からしてみれば猫又さんたちと同様結構キモいのだろうけど。