きぬかつぎ

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マンガの感想・スパイxファミリー 2

今日は待ちに待った発売日である。

早速配信された2巻目を読了。

ちょっとネタバレありです。

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お話は前回から続くミッションについて。

黄昏氏はなんかもう始終振り回されっぱなしである。このままで行くとパゲてしまうのではないかとちょっと心配にもなる。

そこを無意識に助けたりしてるのがヨル夫人で、意識して頑張ろうとしてるのが娘のアーニャである。どちらも自分なりの頑張りで黄昏氏を支えようとしているのが微笑ましい。

黄昏氏は氏で、計画を念頭に置きつつもできるだけ本当の家族みたいに幸せになれるよう努力しようとしたりしていて健気である。クールなキャラが早くも溶けかけてきているみたいだ。

そして健気といえば意外にも可愛いところがあったのがアーニャのクラスのいじめっ子くんである。決定的なシーンでは一瞬掲載誌って少女マンガ誌だっけ?と思ってしまったくらいである(ちょっと大げさだけど)。この関係がミッションにどういう結末をもたらすのかな、とちょっと考えてしまった。

前半はこうして割とほわわかな感じだったのだが、後半になるとだんだん冷えてくる。

今まで名前しか出てこなかった、おそらくはもう一人のメインキャラが登場するからである。

前半のアーニャの学校でのお話とは逆に、こっちは予想より殺伐としていてちょっと驚きだった。こちらもただの人ではなかろうと思ってはいたが、まさかあの仕事とは。

うーんこれからどうなっちゃうんであろうか。まずは次巻で黄昏氏がパゲずに上手く乗り切ってくれることを楽しみにしたい。それとキャラが溶けるのはいいけどイケメンは頑張って維持してもらいたいものである。