きぬかつぎ

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マンガの感想・デキる猫は今日も憂鬱(2)

ユキちゃんが可愛いデキる猫の新刊がついに発売。

お知らせを見て観ていた猫ビデオを中断して早速読むことにしたのであった。

ちょっとネタバレありです。

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ネットに上がって読了済のものばかりかな、と思ったら途中読んでなかったらしい。

最初の数話は初めて読む話ばかりだった。

最初のお話ではサクと諭吉があるところにお呼ばれする。ドキドキするサクだけど諭吉は余裕である。

サクがかなり気にしているので(当たり前だけど)諭吉も多少は遠慮とかあるのかな、と思ったら全然なしであった。もちろんいい考えがあったのもあるけれど。でもこのマイペースさはいかにも猫だなあなどと猫ババアの私は思ってしまう。

そしてお呼ばれの最後ではちょこっとウルウルしてしまうシーンもあった。恥ずかしながら黒猫がこう呼ばれているのは初耳であった。サクにとっての諭吉はまさにこれかなあと思う。

微妙な雰囲気の上司との関係はこれからどうなってしまうのかな?と前から気になってはいたが、読んでなかった話を読んでこれはもしや、という感じのところも出てきた。本人たちより周りの公認でなんとなくくっついてしまうのではなどと思ったり。

中盤で一番面白かったのはキッチンの蛇口の話。いつもは人間以上なデキる猫でも、本当は人間ぽくなったわけではなくてあくまでデキる「猫」なんだな、と実感した。こんなところもまたものすごく可愛い。

後半の方は読んだお話が中心であった。なんだかんだ言って面倒見の良い諭吉が遭遇してしまった新キャラが登場する。これがまたものすごく可愛いくてなんども読んでしまう。

描き下ろしは前回と同じお話を視点を変えたもの。仔猫の諭吉を堪能できるお話であった。