ラノベの感想・薬屋のひとりごと 2
マンガだけにしておこうと思ったのがついつい好奇心に負けてしまった。
マンガでは小説版1巻まで終わったところとあったのでとりあえず2巻目を購入した。
マンガで出てきた化粧がちょっと残念なことになっていた謎の美女の話は、意外な結末を迎えたのであった。
実はマンガで疑問に思っていた猫猫のある反応の秘密も分かった。
フィクションなので当然といえば当然なのだろうけど、これでごく地味な猫猫も実は、ということになる。
しかもおやじとかその他の何気なく周囲にいるように見えた人々が、実はものすごく深い意味を持ってそこにいたのだということもわかってしまった。
そしてところどころで見目麗しい貴人が乙女みたいに恋煩いしている場面が散りばめられていて、ミステリーにゾクゾクする合間に恋心にキュンキュンすることもできた。
なかなか充実した一冊であった。
麗人と大型犬くんが対話?するシーンは、ピーター卿のお話の一つ、学寮祭の夜の中でハリエットを巡ってピーターと若者くんが対峙するとこをなんとなく思い出してしまった。もっともこっちのお話では別に猫猫を巡って対峙したわけではなかったのだけれど。
今月は新刊も何冊も買ったし、もう来月まで少し我慢、と思ったけどどうやら毎日続きを買って読んでしまいそうな勢いになってしまった。