きぬかつぎ

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マンガの感想・トリマニア 第46話

しばらくチェックしていなかったら更新していたトリマニアである。

急いで読んだのであった。

ちょっとネタバレありです。

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前回緊張感がマックス!と思った。

しかし今回はそれに輪をかけた出来事が3つも起こってしまったのだ。

1つは前回のあかりの問いかけにハトが同じ問いかけで返したこと。

おおーっいつになくストレート、とゾクゾクしたがその後は別のシーンへ。

そしてハトの妹が勝手に電話に出てしまってまたおおーっと緊張感が。

やっぱスマホは肌身離さず持っているに限る、などと勝手に教訓まで考えてしまった。

そんな偶然がまたもう1つの駒を動かして今度はあかりが何かを考えたのだった。

でもそれが何だったのかはわからないままで次回へ続くになってしまった。

何を考えたのか、気になってたまらないのである。

ハトのあの表情から推測するに、あかりはやっぱりハトに甘えるのをやめることにしたのだと思う。きっとそのことをはっきり言ってしまったのだろう、と思う。あの年頃の女の子だし今まで留学生としてハトからも他の人からもちやほやされてきたから、誰かに思われるのはキモくて誰かを思って追いかける方が本物、などと思ったのかもしれない。私が甘えているせいでハトを不幸にするなんてダメ、みたいな驕りもあったり。

ただ、それだと単なるハトがかわいそうなだけのお話で終わってしまう。たとえ彼の方から一方的に過剰な期待をしていたとしても、期待できるほどのこともあったわけだし。

でもこのお話では今のところハト妹とカワセミ君以外は誰も幸せになっていない。誰も彼も自分で自分を盛大に邪魔して不幸なままで止まっている。だからもしかしたらこのままハトが空を見つめて帰ってしまったあかりのことを思い出す、みたいなラストになるのかもしれない。

でもでも、せっかくマンガなのだから、最後の最後にあかりが思い直せばいいなあと思う。思われるより思う方がいいなんていう幻想を捨てて欲しいと思う。

それか、全く違う第三の方向に話が逸れて行くとか。ただでさえグダグダになっている話だから、もっと違う展開になるならまだマシかな、という気がする。