マンガの感想・タレ目猫ソムが可愛すぎるんじゃ〜!
ネットで前から読んでいた作品が単行本化。
考えてみると(考えるまでもないが)さっき明け方夕飯に不満だった自分ちの猫に腕を噛まれて飛び起きたり、寝る前にもネットで猫動画を見たばかりだったりしたのに、それでもまだ人様の家の猫のマンガまで読んでいる。
自分の猫ばばあ具合に改めてちょっと引いてしまうが、何しろ無意識なのでその辺もうどうしようもない状態である。
ちょっとネタバレありです。
綺麗な茶トラの猫そむが家にやってきたお話から、家族が増えて馴染んでいくところ、猫のいる日常のあれこれについて。
うちみたいに概ね怖い顔をしている猫もいる中でそむちゃんは題名通り概ね可愛い顔をしている。フシャー!としている時は流石に怖い顔だけど、それでもうちの猫たちよりは愛嬌があるんじゃないだろうか、と思ってしまったのであった。
作品の中でもそむをただひたすら可愛いがっている作者さん一家が出てきて、本来ならもっと他の逸話とか要るのかもしれないが、題名が題名だし、やっぱりひたすら可愛いからこれでいいのだ、と思うのである。その精神?はそっくりそのまま娘ちゃんにもコピーされていて、おそらくもう無意識にそむを可愛がっている様子がまた可愛い。対等な家族として、そしてちょっと年上の兄として娘ちゃんを許容して何となく守ったりもしているそむの様子もすごく可愛い。
やっぱり題名通りひたすら可愛い作品である。
加えて話の間に出てくる作者さんの夫のお話がとても良い。ああ私も常々思ってるんですよ、ということもあったりして共感が瞬時に沸騰してしまったりもした。ネットでは他にもお話が出ているし、続刊も出ないかな、と思う。