ラノベの感想・金物屋夜見坂少年の怪しい副業
旅行の行きの飛行機の中であっという間に読んでしまった作品。
怪しいということだったが私としてはそんなことなかったと思う。それほどヘビーではないかな、と思ったら後半は結構読み手を惑わせてくれた(少なくとも私は)。
よくある謎の少年・青年・男が不思議な力を持っていたりする系統の話である。
一応中心人物の割に何を考えているのかとかたくさん出てくるわけでもない、と言われると確かにインパクトが弱いのかもしれないけど、目立たないながらいろいろ解決してしまうのは悪くない雰囲気である。この前読んだばかりなせいか、地獄くらやみ花もなきの皓くんとイメージが幾分重なってしまう。こちらはあんな魔王の子ではないんだけども、外見は麗しい少年ながら実は結構できる子だという感じであろうか。
続編が出てもいいなあと思った。