昔ワンポットパスタ に巡り会いたかった

今日日曜の朝はゆっくり寝て、昼頃にワンポットパスタ でクリームパスタを作ることにした。

最初動画サイトで見たときは多分アメリカの人が作っていて多分それが流行りの始まりであったのだろうと思う。

イタリア人もひっくり返るような強引さではないか、と思った。作っている過程が美味しそうに見えなかった。

最近になって、美味しそうな写真を載せたレシピがネットで流れてきて、その写真が実に綺麗に撮れていたので初めて作ってみてもいいかな？と思うようになった。動画の時は旧来のテレビのクッキングショーみたいなものだったと思う。演出による効果というのは大事だ。

で、一番簡単そうなプチトマトとオリーブとケイパーのパスタを作ってみたら、案外美味しかった。袋に乾燥パスタと粉のソースが入っているインスタントパスタに似た食感だけど、自分なりに工夫すればコクも出るのではないかと思った。

以来、時々作っていて気がついたのだが、これって一人暮らしの時知っていたらものすごく便利だったはず。鍋一つで済むし、インスタントラーメンとおじやくらいしかワンポットで作れるものがなかった私にはまさに天の助けだったはず。

そう思うとちょっと残念な気もする。

でもこれは二人分でもいけるので、これからはもっとレパートリーを増やそうと思っている。いつか町で暮らすことになれば、小さなマンションで鍋一つで自炊していける。

冷蔵庫さえ大きければ、最近凝っている自家製冷凍野菜ミックスも作れる。キュウリやプチトマト、パプリカやラディッシュのような、そのままでもつまめる野菜は冷凍しないで切って冷蔵している。これも冷蔵庫が大きければ続けられる。外食やデパ地下がかなり増える気もするが、ずっと続けると飽きるし、出かけない日だってあるわけだし。

今はないがそのとき是非欲しいのはル・クルーゼの蓋つき平鍋だ。フライパンでもできるぜと言われると困るけど。