どうしちゃったの?と思った話
最近日本のあちこちの口座でキャッシュレス決済関連のトラブル続きらしいと聞いて驚いている。
利用してないからどういうメリットでこういうサービスを使うものなのかよくわからないのだが、分かったのは安全性管理がずさんだったらしいということ。
よりによって銀行の提携するサービスで本人確認が忘れられていたらしいというのは驚きである。
ジャンルは全然違うが、成田空港のあの入国手続きマシン?に感動した私としては、ああいうものが作れる技術のある国で、よりによって本人確認をハイテクを駆使して作ったりしなかったというのが残念でならない。
何が原因であったにせよ、早急に改善して欲しいものである。
怖いのは不正利用もだし、それでアナログ派の人たちに「それみたことか!」と押し切られてしまうこともある。
ずさんな管理や不十分な準備は技術の進歩とは関係がない。ずさんなのがいけないのであって進歩すること自体が悪いわけではない。
焦点が少しずれるが私個人的には、今のクレカによるApple Pay生活に十分満足している。林檎厨なのもあるけど、実際にかざすだけで払えるのは便利だし、Apple Watchを買ってからはスマホを引ったくられたり落としたりする危険もなくなったのでさらに物理的にも安全になった。
ドイツの地元銀行の一部では銀行カードを利用してApple Payというのもあるみたいだ。そうすると口座から都度直接引き落としてもらえるらしい。
どちらがいいのかは個人の好みの問題だろう。私は口座明細が長くなるのが嫌なので、買い物はクレカで月一まとめ払い、その他の引き落としなどだけが口座明細に見える方が好きだ。もし私の利用している銀行でも銀行カードによるApple Payが始まれば設定だけはしておくだろうけど。
でもどちらにしてもApple Payという枠内での違いであり、私が把握している限りでは、ドイツの銀行で今更独自アプリを作って決済させてその上独自のポイント制度まで作る、という話は聞いていない。各銀行ではオンラインバンキング用アプリがあるのが当たり前になったけれど、それはあくまでオンラインバンキングの利用、送金をしたり振替をしたり口座明細を見たりする機能に限られている。
私としてはありがたいところだ。