嵐の音が怖くて寄り添う猫たち
今日は日中ずっと強風で、雨も混じっていた。
下に行けば少しは音がマシだというのに、猫たちはずっと私が仕事をしている屋根裏部屋にいた。私と目が合えば非難がましい目になるし(音がうるさいのは私のせいらしい)、そうでないときは寄り添って嵐の音に耐えつつ寝ていた(多分)。
私は手前の白いテーブルの反対側に座っているから、今日は一日中猫たちを始終チラ見しながら仕事をすることができた。目福以外の何者でもない。猫カフェで仕事をしているようなものだ。
ちなみに彼らが寝ているのは人間たちのキャンプ用寝袋の上である。使わない時に古い布団カバーをかけて広げていたら、いつの間にか猫のベッドになっていた。2メートルくらいの長さなのに、いつも同じ場所に寝るから一箇所が凹んでしまった。少しずらせば良いのに執拗に同じところに寝ている。
寝袋の横には古いマットレスもあるのでそこにいる時もある。何の生き物だろうと思う時もある。