きぬかつぎ

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0能者ミナトを読み進んで午前3時

昨夜は1巻目だけ読んだ0能者ミナトの続きを5冊ほど買って読んだ。

最初はヤンデレ一色にしか見えなかったミナトが本当はそればかりではないこととか、でも昔から傍若無人というか独特の雰囲気だったこととか、いろいろ判明したのも面白かったし、他の登場人物たちとの関係なんかもわかってきたし、総合すると私の中でのミナトのイメージが表紙絵の超イケメンにほぼ重なってきたと思う。小説でも挿絵が自分の想像する人物の雰囲気と全然違うと結構がっかりするから、この進歩は嬉しい。

でもこのシリーズを午前3時までどんどん読んでしまった一番の理由は、すごく面白い話が多いからである。

物凄いホラーではないんだけれども、ぞくぞくするシーンが結構出てきて描写が上手いんだなあと思う。

一番怖かったのは船幽霊の話。んんん?と話の展開に翻弄された(良い意味で)のが夢の話、ものすごくドキドキしたのは件の話。主人公がいなくなっちゃうことはあり得ないと思うので、最後には必ず助かるんだとわかっていても、これからどうなっちゃうの、というワクワク感が常にあってとても楽しめた。

おかげでものすごく夜更かししてしまった上、私が起きていたので猫たちが気付いてやってきて布団の上を縦横無尽に歩き回り、雄叫びをあげたり、挙げ句の果てに暗闇でコッコッコッと音がして寝室の床のどこかでオロロロとやってくれた。

そのせいで今日はほとんど寝ていなくてフラフラで、弁当は面倒だったので海苔と沢庵の重ね海苔弁のみしか作らなかった。一応惰性で掃除と洗濯はしたけれど、集中力に欠けるので今日の午後はガッツリ昼寝をするつもりである。

でも夜にはシリーズの続きを買って読んじゃう気がする。また夜更かしになってしまうか。

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