マンガの感想・デキる猫は今日も憂鬱 39缶め
今日の午後いっぱいかかって布マスク二枚を手縫いした。
ミシンが壊れているし、目は悪くなる一方だし、何より手先が壊滅的に器用でないので(これが一番の理由)なんども縫い直したりして時間がかかってしまった。
しかも、薄いカットソーを重ねたのはいいが結構空気の通りがよろしくない。しばらく慣れるためにつけていたらなんか酸素不足になったような。
そんな荒れた心を癒してくれるのは猫マンガしかないのである。我が家の猫たちはベッドの下で寝て出てこない。
ちょっとネタバレありです。
今日の写真はまだ割と子猫だったうちの猫たち。一応兄弟らしいけど捨て猫だったから本当のところはよくわからない。でもなんだかんだ言ってこうやって一緒に寝ているとほっこりするし、間に顔を突っ込みたくなる。うざがられるからしないけど。
カオルおじちゃんのとこのメイちゃんが拾ってきてとあるおうちにもらわれていった子猫ダイちゃんのお話だった。
まだまだ小さくて可愛いはずのダイちゃんだが、実は目標がある。
大きくなったらトラかライオンに、ではなくて自分とメイちゃんを守ってくれた諭吉みたいになりたいのだ。
そんなことは全く知らない飼い主は小さくて白くてふわふわのダイちゃんの写真をネットにあげていて、今日も着飾って写真を撮っていた。
ダイちゃんは自分がどんな格好をさせられているか知らなかったのだが、ふと鏡を見て愕然とする。
これじゃあ憧れの諭吉さんになれない、と憤慨するダイちゃん。
小さい彼なりに考えて反抗し、少しでも諭吉に近づけるように真似などしてしまうのであった。
せっかくのコンセプト?が崩されてちょっとがっかりな飼い主だが、それでもダイちゃんの諭吉の真似っこがとても可愛いのでそれもまた良きかなという感じで写真をアップする。
それは回り回ってサクのところにも噂が届いてしまうのだった。
ダイちゃんもいつしかそれなりの大きさになるのだろうけど、今はまだミニ猫である。小さい猫の一生懸命がものすごく可愛い。飼い主がその表面の可愛さだけを大事にしているみたいに見えるのは私が猫ババアで考えすぎなんだろうけど、できればそのうち諭吉の隣のおばあちゃんのところに家事手伝いで入って諭吉から家事を習えばいいのに、なんて思ったりしたのだった。