きぬかつぎ

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マンガの感想・デキる猫は今日も憂鬱 36缶め

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最近本当にドラマみたいなことばかり世の中で起こっているような気がする。

いっそドラマだったらいいのに、と思うくらいである。

私一人が思い悩んでも仕方ないけれどどうしてもいろいろ考えてしまい、ストレスが溜まったりする。

そんな時に頼りになるのは猫の薫りだ。

さっきも座っているところに猫がモフれとやってきて尻を向けて座ったので、彼(雄猫)の後頭部に思いっきり鼻をくっつけて小一時間モフったのであった。ゴロゴロ音とほのかに甘い薫りは何時間味わっても至福のひと時である。

36缶めの諭吉とサクのお話はまさにその話であった。

あれだけ猫離れした?デキる猫の諭吉なので、てっきり肉球からは生活感のある匂いでもするのでは?と思ったがそうではなかったらしい。あれだけでかい猫の肉球だから、鼻にくっついたら速攻で効き目が出そうだと思う。ゴロゴロ音の効果については他の話にも出てきたのでいうまでもない。猫自身が心地よいと思う時だけでなく、相手に向けてゴロゴロすることもあるそうで、諭吉の場合はまさにそれだ。

それでも日曜夜のサ○エさんのあの強力な鬱感(もちろん作品そのもののせいではない)は毎週やってきてしまうのだけど。癒してくれる猫セラピー師がいるだけありがたいとは思うが。