きぬかつぎ

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金曜日のズボラ昼飯と家事のバランス

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そういえば金曜の昼ごはんを写真に撮っていたのだった。

冷凍フィッシュナゲットと冷凍野菜ミックスで黄色人参とブロッコリーというやつをご飯にのせ、ケチャップとマヨネーズにガーリックパウダーと胡椒を入れて混ぜたソースかけ。それにわかめとお麩のお吸い物。

フィッシュナゲットはもちろんエアフライヤーで加熱し、冷凍野菜ミックスは小鍋で加熱した。

仕事中に作ったんだから手抜きでも仕方ない、と自分で自分に言い聞かせつつ食べた。

でも正直言って、普段ならちょろっと外食だの出来合いのお惣菜だのを活用できるのにそれが叶わない現在、ストレスを溜めてまで丁寧に作る必要はない、と思う。

冷食は体にどうだ、という話もないではないが、ストレスだって体に良くないわけで。

そんな私の料理のせいではない、と言っているが、夫は初夏が訪れつつあるのでそろそろウェーバーのガスグリルを使いたい、と思っているらしい。

そればかりでなく、高級肉を通信販売しているサイトを紹介してもらったそうである。キロあたり1500円以上の肉ばかりで、注文を受けた時点で初めてその分の肉を切り、しかるべき日数で熟させてから送ってくれるんだそうだ。

きっと素晴らしい味なのだろう。

だが夫が忘れているのは、肉を焼くだけじゃあご飯にならんのだ、ということである。

サイドディッシュは誰が考えて作るのか。

ーそんなのは・・大したもんじゃなくていいよ。

ーパスタサラダでも作っとけばいいよ。

ーフレンチフライくらいエアフライヤーでやっとけるでしょ?

ーああもう、面倒なら肉だけでもいいじゃん、肉が美味しいんだから。

こういう会話展開になるのが目に見えている。というかもうすでに何度も過去にあった。

そういう人ばかりでないことは知っているが、うちの場合はこうなる。

そして一度作ったものが美味しいと何度も自慢する。

毎日一生懸命努力して作る食事と天秤にかけて自分の方を勝たせる。そりゃあ高級食材が美味しいのは当たり前だ。

毎日3食考えて作るということをしない人は片付けもおざなりだし、黙っていると半分くらいで放ってテレビを見始めたりする。いわゆるろくでなし亭主である。義母は几帳面にドがつくほどの人だし義父も割とちゃんとした人だったので、一体どうやってこういう動物が育ったのかなと時々疑問に思わないでもない。多分親が黙ってなんでもやってやるとこういう風になるのだろうな、と思う。

能力がない者にやらせても仕方がないので、代わりに私のやりたくない家事をうんと押し付けることで我が家のバランスは保たれている。