きぬかつぎ

マンガ、小説、アニメ、ゲーム、音楽、酒、食、旅、仮想通貨取引や猫と日常生活のこと。

3日分が10分に

先ほどの投稿の続き。

kinu-katsugi.hatenablog.com

どこでもきっと同じなのだろうが、ドイツでもトイレットペーパー不足は

買い溜め

オークションサイトやリアルの店頭で高額で売るために大量買い

という二つの原因で不足している。

1ロール1ユーロなんていう酷い値段でも平気で店先に置いてあるらしく、それくらいだと現地法で不当な値段というほどでもないらしい。

しかし生産者側は24時間体制で生産しまくっても卸値は普段通りらしい。売る者が値段を勝手に上げているだけなのだ。

だから製紙業者は特需というほどではないのだそうだ。生産を止めなければならない他の分野よりはもちろんましだとしても。

普段なら3日でハケる量が今や10分で完売するんだそうだ。

人々が買い溜めをしなければ在庫も減らないし高額で売るなんてことは起きない。

でもすでに家の備蓄が尽きた人たちが必死に探し回っているし、まだ備蓄がある人だってそのうちなくなってくれば買い求めねばならない。

その上高額で売ってやろう、とどこかから大量に仕入れてくる非情な輩がいる。

せめてこの非情な輩さえいなくなれば、そして一人あたり週に1パック(ロールじゃなくて8ロル入りとかのパック)で記名制とか、そんな風にすればなんとかなりそうな気がするが、何せそういうことを取り決めする人たち自体はどうやら困っていないらしいからそこまでしてくれない。

だから我々はみんなものすごく我慢しながら日々を送っている。

 

そう言えば二年ほど前にリノベしたときにトイレにウォシュレットを入れようとしたが、業者さんが大掛かりに工事して壁の中に機材を入れてスマートに見えるようにするという見積もりを出してくれちゃったのですごく高い値段になった上、タイルを全とっかえするとしたらタイル工事の職人さんを頼まねばならず、不動産ブームでこれまた高額の工事費が提示されたので諦めたのだった。

昔日本の実家にあったみたいな、便座の部分だけのやつにしてくださいと言えばよかったと今すごく後悔している。あれだったら大掛かりな工事はいらないし、今とても便利だったのに。