きぬかつぎ

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マンガの感想・腐男子家族 18話

甘酸っぱいお父さんがとても可愛いお話の続きを読んだ。

ちょっとネタバレありです。

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(デートにふさわしい写真かと思ったらビール1人分て…)

深く考えずに映画を観に行く約束をしてしまったお父さん。

これってひょっとしなくてもデートじゃん、と焦りつつも断ることもせずちゃんと待ち合わせに来てしまうところがまず可愛い。

そしてあくまで創作でのいろんなデートのパターンをおさらいしてはさらに焦ってしまう。

考えてみれば何も起こらないデートなんか創作的に面白くないわけだから何か起きるのが普通なのだけど、こういう時って冷静には考えられないものである。そして創作でもよくそうやって意識し過ぎてギクシャクしてかえって進展のスピードがついてしまうとかあったりするわけで。

そうこうしているうちにやってきた柊木くんは眼鏡まで装備していてお父さんをさらに弱らせたみたいだった。初デートで思ったより相手が輝いて現れるなんて素晴らしいことである。

そして映画館でものすごい偶然から?お父さんのいない隙に柊木くんが息子2人に遭遇してしまう。物陰で焦るお父さん、相変わらず兄弟の関係を(半分は)誤解している柊木くん、余裕の長男次男。みんなそれぞれ可愛い。

映画の後はちょっとしたハプニングが起こってしまい、最初の一瞬はアレ?ダイレクトですカ?と思ったらそういう意図ではなかったのだけど、お父さんにとっては自然に彼に接することができたいい機会になった。いつもお父さんが読んでる作品とは多分違って、爽やかで微笑ましいデートになった。

この後お父さんの心境の変化があるのかないのか。最初はまずいよこの展開と思っていたけれど、やっぱりこのまま続けてもいいのでは?と思うのではないかと思う。お母さん一筋は別カテゴリーな訳だし、あのお母さんな訳だし。

後は兄さん一筋弟にも誰か新たな誰かが現れたら丸く収まりそうな。