きぬかつぎ

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マンガの感想・魔女は三百路から 第3巻

今日は待ちに待った発売日。

帰りの電車にも程よく間に合ったし、天気も味方してくれたのか程よく過ごしやすい気温になった。

おかげさまで帰宅後早速読了できたのであった。

ちょっとネタバレありです。

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今回もいろんなお話が出てきて楽しかった。

一番は当然ながらノワールとの出会いのお話である。だいぶ哀しい出会いだったのだ。いつもツンギレなのはきっとこういう過去からも来てるのかな、と思ったり。もっとも猫だから単なるツンギレなだけかもしれないけど。どちらにしても今は悠々自適で良かった、良かった、と思った。それとノワールに決める前に〇〇さんを飼ってみようかと考えたとこは笑った。エサは?予防接種は?とか、洗ったらXXxかも、なんて期待しちゃったり。友達魔女に相談したら容易に飼うのはお勧めしないわよ、なんてアドバイスされたり。まあ魔女たちにとってはアレも猫やカラスや爬虫類と同列なのだ。ただし、洗っても子猫みたいにはならないのである。

その次に面白かったのは御影が師匠に会いに行くお話。年下魔女たちが薄まって見えるくらい濃い人である。こういう生き方こそ魔女らしいのではないかと思う。なんかすごく楽しそうである。この歳になって初めて使える魔法、なんていうのもすごくロマンチックではないか。

もう一つ面白かったのが霊感マッサージ?のお話。なまじ霊感があると簡単に深淵が見えてしまうようである。それにしても勤続100年だからか金持ってるなあ主人公は。

あとは前巻に引き続き2人の生まれ変わり彼氏たちとの波乱の日々。

顔からいうと小林くんの方が好みなので最後まで応援してたのだが。この展開はなんか私としては寂しい。くっついてしまったら魔女でなくなってお話終わっちゃうからくっつかなくてもいいんだけど、こうなっちゃうのは残念すぎる。

もっともこれはマンガなのだからすっぱりここまで、というわけでもないかもしれない。二転三転してってほしいものである。

小林くんとも残念だったけどもう1人の方ともちょっと際どいながら何事もなくて、こちらの方は私はホッとした。こっちはもう転がらないで自然消滅してってほしい。ノワール様だって態度が全然違ったわけだし。

後半になってあれえ、もしやこれでどっちかに転んで終わっちゃうんじゃないよね?と少し心配したのだが杞憂に終わって安心した。どちらか転ぶかどちらも取るか、あるいはどちらも取らないで去って行くという終わり方もできるだろうけど、せっかくだからもっと長く続いて欲しいものである。できればそのうちハスター様個人?のお話なんぞも出てきてくれたら楽しそうである。