マンガの感想・真夜中のオカルト公務員 第46話
今日12巻の予約を済ませて最近更新された46話を読んだ。
ちょっとネタバレありです。
この前のお話もわりとほんわかという感じだったけど今回もなかなか可愛いアナザーの登場だった。
話の始まり方がちょっと不思議で、一体なんなのかな?というのが少なくとも私にはなかなか分からずそれも楽しめた。
寝ているアラタに何かが聞こえてくるのだが、それが声なのか、心の声なのか、よくわからない。途中で風邪引いて熱出して寝ていたことがわかるのだが、こんなにしょっちゅう聞こえると健康でもうなされてしまうよな、という感じである。
それがどこからどうやって聞こえてくるのか、どうやらセオくんたちにはわかったらしく、ちょっとした捕物帳をやって無事捕獲となった。
なかなか可愛い奴である。こんな属性でなければいいのに。
しかし物語はそこでは終わらず、この可愛い奴が一体どうしてどうやってここにやってきたのか、ということを探すことになる。
で、よりによってというか、やっぱりというか、ようやくというか、物凄い偶然で(フィクションだから当たり前だけど)この可愛い奴がアラタに取り憑いているあいつのせいでこんなことになったと判明する。
しかも理由はものすごくシンプルで、しかもものすごくわがまま。あれを分類するとすればおそらくイヌ科なんだろうけど、性格はうちの猫の一匹にそっくりだ。
なんだよもう人騒がせな、ということで一応本件自体は落着するのだが。
最後に割と深刻な一言が出て、お話は次に続く、となる。
ずっといつ出てくるのかなあと思っていたのでおおそうか、という感じだ。これでこのシリーズのクライマックスになるのであろうか?でもまだセオくんちのお姉様方がほとんど出てきていないし、あかねさんとこはまああの二人が結構出たけどもう一つの一族、アラタにとってはより重要な方の一族が全く出てきていない。次に続く重要案件の時に出てくるものなのか、それともまだ先なのか、気になるところである。
前に出てきた昔話から考えれば、たとえアラタがこうして生まれてきたと言っても、あちらの方でもおそらく何らかの継承がされているのではと思う。でもアラタがこうしていろいろ知らないままできたということは、あちらの方ではアラタの存在をどう見ているのだろう。あんまりポジティブでないのではないか、などと想像してしまう。
それからもう一つ、ユキの最初の飼い主もまだ出てきていない。なぜユキがあの蔵を守ってきたのか、というエピソードも知りたいものである。猫が出てくる回は毎回でもいいくらいである。
いろいろ勘ぐってしまった。