きぬかつぎ

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マンガの感想・真夜中のオカルト公務員 第41話

アニメは終わったけれどまだまだ続く本編。

今日は最新話がアップされて通勤時間の車中に少し彩が。

ちょっとネタバレありです。

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人でもアナザーでもない何かになってしまった少年に何が起きたのかが判明した。

前回ですでに何かが彼に影響していたのは見えていたが、家族がなぜああなったのかには直接は繋がらなかった。

彼が家族の誰からも事実上愛されていなかったらしいことが、あのアナザーに利用されたということらしい。その前にどういう経緯があったのかはわからないにせよ、あの場面が彼を一瞬でも暗い気持ちにさせてしまったのだった。それでもこんなことをするつもりはなかったにせよ。

それをうまいようにアナザーに利用されてしまった。やはり残念ながらあれは人ではなくなっていた。

うーむ、これは闇が深い。大体このシリーズはドライなようで実は全然だと思ってはいたが、これはかなり辛い話だと思った。

加えて今このアナザーを駆除することに協力しようとしているアラタの心境も見ていて辛いものがある。言葉がわかる上できれば平和解決をしたいタイプなのだから。

しかも、さらにきつそうだと思ったのは最後にあの人が現れたこと。宿敵というのか目の上のたんこぶというのかよくわからないが、彼が出てきたらこれでこの前のことは単なるまぐれだ、これが本当のアナザー対策だ、と言い出しそうである。そうなる前に黒いコヨーテがささっとアラタの危機を救って代わりに駆除も代行してくれればいいのになあ、とこっそり思ったのであった。