きぬかつぎ

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マンガの感想・真夜中のオカルト公務員 第48話

前回ついに登場したあの一族の青年が新宿へやってきて、事がでかくなる予感の今回のお話。

ちょっとネタバレありです。

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強力な術者であることは理解してもらえたが、一体なぜ今新宿に?と首を傾げる新宿のメンバーだが、もっとも見えてないのはアラタだった。

彼のためということで、そもそも御三家とは何か、それぞれの得意分野?などなどが説明されていく。セオくんの実家の図はなんかどこの店だよという感じだが、例のお姉様というかおば様というかがいかにも凛々しくて素敵である。また出てこないかなあ。

そしてそれをふまえて今回の訪問の目的はというと、やはり琥珀の光り物の兄貴の再来を迎え打つためらしい。

アラタは全然わかっていなかったが、琥珀の証言もあり、千年に渡る伝統はお伽話ではないと証明されてしまった。

ここへ来て初めて事の重大さに気付いてしまったアラタ。セオくんを始めとした周りのみんなは言わずもがなである。

しかしつい最近まで砂の耳があることすら知らなかったアラタには策などあるはずもなかった。

まあ砂の耳が本家と全く関わらないところで生まれてきたくらいだから当然である。でもきっとこれもご先祖の思惑通りだったかも知れない。伝統とか格式と無関係のところで自然体のキャラ。知らぬが故の肝っ玉というのがきっと必要なんだろうと思う。天然なアラタはまさにふさわしい器だと思う。

しかし考えてみれば本家とは無関係でも、ユキちゃんが蔵を守っていたくらいだから、おそらく代々密かに守ってきたものがあるのかも知れない。

何をどうすれば危機を乗り越えられるか全く見当がつかないけれど、具体案がどうなるのか。次回も楽しみである。