マンガの感想・世界ネコメンずかん①
ついに買ってしまった。
おそらくは世界のイケメン猫飼いを主人公にオムニバス方式のお話を展開しているであろうこの作品である。
猫を撫でながら読んでいたら猫が眠ってしまった。
お話は毎回猫飼いあるあるのエピソードばかりである。
どこかのレビューにも出ていたが、話は割と見えやすいというか、猫飼いだと大抵初っ端でオチが見えてしまう話も少なくはない。
がしかし、それでも読んでしまうのは、話の流れを追うのが心地良いからだろうと思う。
ぷいっとされたり、ひっかかれたり、シャーっとされたりしながらも飼い猫に媚びてしまう飼い主のお兄さん、おっさんたち。その心境がすごくよくわかる。わかるのでその気持ちを自分の実体験と重ね合わせながらつい読んでしまうのである。
またあるいは今まで苦手だった相手が、猫飼いとわかった瞬間にいきなり親友になってしまうという奇跡。自分が猫だというわけではないのに何故なのであろう。
イケメンたちの整った容姿と、ぷっくりした(飼い猫が主に出てくるので)猫たちの美しい姿を堪能でき、しかも猫飼いのごく日常の体験をマンガで楽しめる、これがこの作品の醍醐味だろうと思ったのであった。