マンガの感想・日々是れ尊いネコマタ荘
今日は配達待ちで半日が過ぎている。
お向かいさんとかお隣さんのところに行ってしまうとまた取りに行くのが面倒なので(引きこもりだから)絶対に受け取らねばと窓際に座って静かにしている。
猫たちは交代でやってきて撫でろという。撫でるのはいいが外の音が気になるので身が入らない。それがわかるので猫たちも数分で怒って行ってしまう。普段ならこっちが家中探さないと見つからないところで寝ているくせに。
でもじっと待っていると流石に精神に来そうなので新たなる作品を開拓しようと思った。
それで見つけたのが日々是れ尊いネコマタ荘という作品。
まだ始まったばかりなのか単行本はないようだ、と思ったが連載先のサイトを後で見たら来月14日に単行本第1巻が出るとのこと。
ちょっとだけネタバレありです。
舞台はタイトル通り猫又がやっているアパート。住んでいるのは人間の女の子でちょっとダメ人間だけど気立ては良い方で何より猫が好き(でないと住めないだろうけど)。見た目がベタなドジっ子系なのは私のタイプではないのだけど、猫又が友達も含めてイケメンなので差し引きお釣りがくる感じである。それに多分女の子の容姿がソツなさすぎるとイケメン猫又と並んで綺麗に流れ過ぎてインパクトがないかもしれない。
ぱっと見では猫と人間の心が通っていく話か軽いオカルト系の話かなあと思ったが、読んでみたらどうやら猫又管理人と女の子が少しずつお互いを意識していく話なのかもしれない。それが果たして普通の恋愛系になるのか、それとも管理人の過去の事情もからんだ親愛系になるのか、今のところはまだわからないような感じだ。連載先サイトでは5話が出ていて、ここから今までよりちょっとダークな雰囲気になった。ほんわかな話もいいけれど、ちょっとダークな方が物語に文字通り光と陰ができて味わい深くなる。
どちらにしても猫三昧で身も心も毛だらけになりそうなので続きが楽しみである。
と書いていたらまた猫たちがやってきたのでおやつをあげた。荷物は相変わらず来ないままである。