まだ揺れている買い物カゴの中
たまたま夕べ寝る前に見つけてしまった作品。
腐男子家族。
軽い気持ちで試し読みページを読んでみたらすっかり虜にされてどんどん読み進めてしまったのであった。設定も面白かったし絵も好みだし、しかも天国のおかーさんの話がちょっと泣けてしまった。
それだけではない。家族内の話だけだと思っていたらいつのまにかドキドキする展開にもなってしまった。これは気になる。
というわけでこれもまた買い物カゴに収まってしまった。
先にリストアップしていた中から苦悩しつつ先送りにするものを選ばねばならない。
予算は余裕を持って決めてあるのでここで一気に余裕分を使ってしまってもいいのだが、数日後にああこれ欲しい!というのが出てきたらと思うとまだ使えない。
電子書籍のいいところはライセンス切れなどということがなければ売り切れがないことである。今日買わなくたって明日でも来週でもいい。棚に一冊だけ残っていた本を偶然買われてしまって泣いた、ということはもう2度と起こらないのが嬉しい。太古にグインを読み進めていた時に続きを買いに行ったらなくて、家の近くには結構大きな書店もあったのにそこでもなく、かといって電車に乗って他の本屋に行くにはもう遅すぎる、ということで涙を飲んだことがあった。その巻の前と後はあるのにその日はそれだけがなかったのだ。あの頃電子書籍があったならこんなことはなかったと思うと今更ながらちょっと悔しい。