きぬかつぎ

マンガ、小説、アニメ、ゲーム、音楽、酒、食、旅、仮想通貨取引や猫と日常生活のこと。

5万マイルで何ができるか調べてみた

最近気になっていた、自分が集めている航空会社のマイルの使い方について調べた。

f:id:kinu-katsugi:20190211000142j:plain

ここ数年ほとんど旅行に行っていなかったが、それでもクレカで貯まったマイルが5万800マイル。しかも、買い物の時集めているポイントのシステムが提携するようになったので、200ポイント以上から1ポイントが1マイルに換算できるようになった。つまり、ポイントが貯まるカードで買い物をしても、マイルがたまるカードで買い物をしても、マイルが貯められるようになったわけだ。

マイルはおまけだと思ってきたけれど、数字が5万というと一体どれくらいの得をするのか気になってくる。

航空券だとどれくらい使えるのか。

まずは中距離路線というのかわからないが、2時間から3時間程度のフライトで2人分420ユーロのチケット購入をシミュレーションしてみたところ、使えるマイルが少し手前の49800マイルほどで、これを使うと200ユーロほど安くなることがわかった。つまりお金で払う金額が220ユーロ、と表示された。

じゃあ近距離路線で1時間ほどのフライトで2人分220ユーロだったらどうなるか。シュミレーションしてみたところ、使えるマイルの限度が5万400マイルとなり、限度まで使うとお金で払う金額が70ユーロになった。600ユーロ多い負担で150ユーロしか安くならない。

これでは割りに合わない。

長距離路線だったらどうなのかも調べてみた。

12時間のフライトで2人分が2400ユーロになるところで使えるのは47500マイル。安くなるのは170ユーロほどだった。

11時間のフライトで2人分が2293ユーロになるところで使えるのは49400マイルほどで安くなるのは160ユーロほどだった。

最大のマイル利用率のところを探すのは容易ではなさそうだ。どこに行ってもいいというわけでもないし、いつでもいいというわけでもない。

とはいうものの、中距離路線がどうやら一番効率は良さそうである。

ホテルにマイルを使うのは前からあったと思うのだが、これも一応調べてみた。

よく利用する東京のホテルで特定の日にスタンダードプランで16000円の部屋は、マイルだと46700マイルとあった。今のレートで128ユーロほどなのが46700マイルというのはフライトの他の例と比べても割高である。ホテルにもよるし日付にもよるのだろうが。

 

そしてもう1つ、金額とマイルの数が一定のパターンがある。ギフトカードである。いくつか見てみたが、アップルストアやペット用品のショッピングサイトや音楽ストリーミングなど、どこをみてもギフトカード50ユーロ分が15000ユーロ。この割合で行くと5万マイルは166ユーロほどになる。これもフライトより少し割高になる場合もあるが、ポータルによっては使い道がいくつかあるのがメリットだ。そしてこの金額とマイルの割合がおそらく換算額の平均なのだろう。

ちなみに、いつでもというわけにはいかないがマイルで全額賄えるすごい条件のプレミア・フライトの場合、欧州内だと往復で2万マイル。2人で4万マイル。これが一番お得である。ただし2週間から2日前の間にチケットを買い、かつ7日間以上目的地に滞在するという難問をクリアせねばならない。普通のプレミア・フライトなら往復で欧州内1人35000マイル。もう少し貯めてからだと使えるわけだが、一体いつになるやら。