猫たちの予防接種に行った
今日は本当に疲れた。
年に一度の猫たちの検診と予防接種に行ってきたのだ。
こっちの猫は標準型である。顔もそうだし体格も大体普通だろうと思う。
本当は素早いけれど不意打ちで抱き上げてカゴに入れれば普通に行ってかえって来られる。家に着いたら5分くらいどこかに隠れていて、空腹に気づいたら出てくる。
問題はこっちの猫。見た目もなんかエキセントリックだと飼い主は思っているのだが性格もエキセントリックである。
カゴに入れると始終アオーと鳴いている。出せこのやろーと喚いているとしか思えない。それくらいだと獣医の待合室でも時々いるけれど、うちの場合家に帰ると必ず復讐する。普段絶対しない床の上ででかい落し物をしてくれるのである。
それを見越したつもりで今日は帰った時すぐにカゴを開けないでカゴの前に猫トイレを準備した。そこに入ってくれればいいと思ったからだ。
でもやはり一縷の望みも虚しく、小一時間ほど家の中を掃除してまわることになった。
この猫はかなり興奮するのでいつも心配なのだけど、検診も大事である。毎年謝りつつ、連れて行っている。興奮が収まるのは大体2時間後くらい。今年もこの猫の興奮に付き合って人間たちの方がぐったりした。でもありがたいことに健康体とのことだった。また来年まで、364日は静かに過ごせる。