きぬかつぎ

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予防接種手帳を確認

最近どこかで百日咳が密かに流行ってきている、噂を聞いたので気になって自分の予防接種手帳を確認してみた。

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成人用のページの標準セットは6項目載っているが私が受けた標準セットは破傷風、ジフテリア、ポリオと百日咳。なので百日咳の予防接種は含まれていた。インフルエンザと肺炎球菌ワクチンは受ける周期が違うので標準セットには含まれていない。

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よく見たら同時期に医者がやってしまおうというので少し時間をおいて同じ年に麻疹、おたふく風邪、風疹の3つもやってあった。このページは標準以外の予防接種および旅行に行くときの予防接種の記録らしく、日本脳炎とかA型とB型肝炎の予防接種も挙げられている。

正直を言うと無学な私は子供の頃の予防接種程度でいいのかなとずっと思っていた。ところがたまたま知り合いに医者の娘がいて、話しているうちに予防接種行かなきゃと言っていたので聞いてみたら10年に一度いかないとダメなんよ、ということがわかり慌てて医者に駆け込んだ。Xさんのお父さんどうもありがとうである。医者では予防接種してますか、とは聞かれないので自分で手帳を管理して時期が来たら行く、ということらしい。

幸いこの種の病気が横行している土地ではないとはいえ、昨今の国際化でせっかく撲滅あるいは撲滅に近い形まで努力したはずの病気がまた密かに流行ったりしているとも聞く。何が正論なのかは時代によっても変わって行くだろうしわからないけれど、とりあえず今はかかりつけの医者も推奨しているしこれは続けようと思う。

ところでこれを見て思い出したのが猫の検診と予防接種。

猫たちには年に一回の恐怖のひとときになるのだがこればっかりは本当にどうしようもない。私だって歯医者に行くのは嫌だけど仕方なく行っているわけで。

それで猫の予防接種手帳がどこにあるか確認した。

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こちらはドイツ国内用の犬猫用予防接種手帳。民間のワクチン製造会社の名前が後ろに印刷されているから公的なものではないのだろうけど、役目としては人間のものと同じである。保護施設から譲渡された時この手帳も一緒に渡された。それでうちの近所の医者もうちの猫たちがどんな予防接種を受けて来たかすぐわかったというわけである。便利だ。

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ドイツでもらえる予防接種手帳。人間用に似ている。こちらは世界保健機関の標準版で国際的な証明書になるらしい。日本では見たことなかったけど。

この手帳は普通なら法律に基づいてドイツのすべての出生児に一冊交付され、生まれてからの予防接種記録が記されていく。だから子供用のページ、青少年用のページ、そして成人用とその他とある。私は成人になってからドイツに来たので成人用のページから、というわけだ。

猫用の予防接種手帳を出していたらそばで寝ていた猫が逃げて行った。手帳から動物病院の匂いでもしたのかもしれない。