窓の入れ替え終了

（過去分の再投稿）

窓とロッジアに出る扉一枚ずつ、入れ替えが終了した。

このところ隙間風が壁と窓枠との間からかなり入って来ていたのでこれで暖かい冬を越すことができる。ありがたいことである。

しかも、今度の扉は内側から鍵を閉めていなければ外側から自分で開けることができる。今までは内側から取っ手を回して鍵を閉めない限り扉は完全にしまっておらず、内側から取っ手を回すと鍵が閉まるから外からは入れなかった。でも半開きの状態だと風で開いたり閉まったりして危ないので扉を開けるたびにその後ちゃんと取っ手を回して閉めておかねばならなかった。おかげで、というかまあ年数も経っていたけれど、取っ手の利用頻度が高くて消耗したらしく、きちんと閉まらない状態になっていた。

工事は約2時間弱、若い職人さん2名でちゃちゃっとやってくれた。これまたありがたいことである。前回は親方が愛想はいいが全然喋らない助手を連れていたのだが、今回は親方はちらっと顔を見せただけで、あとは個人的に知り合いであるうちのお向かいのオヤジのところに遊びに行ってしまった。前回うちに来てくれてから半年ちょっと、その間に二人の若手を見つけることができたらしい。この職人不足の中、本当にありがたいことである。チップをあげたらとても嬉しそうな顔をしてくれた。若くて多少イケメンだとこれまた目の保養である。あげた甲斐があるというものだーなどと書くとなんとかハラみたいだけど、本人に言ってはいない。チップは誰が仕事してくれてもあげる予定だったし、この辺りでは大体あげるのが習慣である。昔自分が少女時代にバイト先などで数々のおっさん共から言われたことを思い返せばなんとクリーンなことか、と自分でも少し感動してしまう。

今日の猫たちは朝我々が家具をシートで覆い始めた時めっちゃ批判的な目で遠巻きに見ていたのだが、仕事が始まるや寝室でじっと耐えていてくれた。職人さんが帰った後で自分もコーヒーを入れ、猫たちには好物のレバーペーストのおやつをあげた。