きぬかつぎ

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マンガの感想・腐男子家族 4巻

みんなのいろんな愛?が止まらない作品の、4巻目が出た。

ちょっとネタバレありです。

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今回もあっちの人物こっちの人物といろんなところで笑わせてもらった。

弟くんの新しい友達?の部屋も面白かったし、後で出てきたみかんの箱の山も笑えた。一番ウケたのは学校の面談の話。進路の変な選び方も笑えたけど、体育が苦手な理由についてが一番笑えた。ああ普通はそうだよね、というところなんだけどたまたまそれは似ている現象がマンガ描きでも起きるだけの話なのだ。でも先生と兄くんは完璧に誤解してしまい、憤慨する弟くん。復讐の方法がまた彼らしい。

父さんの社内恋愛?の話は最初は面白くて後半はちょっとホロっときてしまった。不実な人が堂々と大手を振ってむしろはっきりした自分を持っているからこっちが正義、みたいな風潮だけど、私個人的にはそういうのはものすごく嫌なのだ。だから父さんみたいな人は好感が持てるし会社の彼の反応もまたいいなと思った。

だから、というのか最後の4コマにはあっち側の本人も登場、簡単には許さないけどお供えで満足できればよし、ときた。これも本当はちょっとうるっとしてしまうけどほのぼのしていていい。こういうせかいばかりじゃないだけになおさらいいなと思ってしまった。

兄くんは今回そんなにスポットライトが当たらなかったけど、1話友達が家に遊びに来た時のピンチの話が出てきた。ピンチだけどそれをむしろチャンスに変えて?と思ったら父さんが察しよく助けに出てくれて秘密を秘密のままにする羽目になってしまいちょっと気の毒ではあったが。

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