マンガ の感想・ふらいんぐういっち 9

今年の夏はどこかに行けそうな気が全然しない今日この頃、気分だけでも夏を楽しめる話がいくつも出てきた。ねぷた祭りに行ってとある場所で開かれているもう一つのお祭りも見られたり、海に出かけたり。お祭りでは浴衣だし海では当然水着姿で、これはケイにとっては眼福の連続でもあった。

でも当然それだけじゃなくて、お祭りの時は魔女としてのお使いがあったし、海ではなんとちなつがちょっとした冒険をしたりもする。天然頑張り屋のちなつはその天然故にか見習い魔女にしてはすごいことになってきている。これはもう普通の女の子に戻るのは無理そうな感じだ。

その他前回も出てきた、魔女のことを暴こうとしている女性ジャーナリストがまたもや真相に近づく一歩手前で例のルールに巻き込まれたり、同じく前にも出てきたある人物が密かに憧れる人のお手伝いをしたり、今回もバラエティ豊かな一冊にまとまったと思う。お手伝いの話は途中もすごく面白かったけど、最後のおにぎり半分この方法が斬新というかさすがというかで笑えた。