きぬかつぎ

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今朝のニェコ

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今朝仕事部屋にはいつも通り猫がいた。

ねこというよりニェコという感じでちんまり寝ていたのでこっそり近寄ったが、案の定気づかれた。

ジロリと睨んだあとあくびをしてまた寝入った。

急いで暖房をつけて仕事の支度を始めた。

在宅勤務が長期化して、職場のやり方次第ではストレスが増大している人が多いという話をあちこちで聞くようになった。

延々と続くビデオ会議や切れ目ないチャット攻撃など、詳しく読んでみるとひどいなと思う。

私の場合、オフラインでこっそり仕事を押し付けてくる人に悩まされてきたので今はかなり幸せな状況にある。チャットだろうがメールだろうが後に残るものだから、そう簡単にこっそり押し付けてくる人たちが消えたのである。紙の書類を持ってきてデスクにぽすんと置いて行く人もいなければ、一緒に昼食を摂った事実を盾に全然担当じゃない仕事のヘルプをこっそり頼まれることもなくなった。

顔見知りになることは一緒に仕事をしていく上でメリットも大きいが、悪用されるデメリットもある。こうして頼んでくる人に限ってヘルプを頼むとスマートに、あるいははっきり嫌な顔をして断られてきたから、必ずしも必要とも言えないと私は思う。お互いにプロという意識を持って、一緒に扱う仕事をできるだけ効率よくうまく達成させることを優先させる、と考えれば、メシなんか一緒に食おうが食うまいがうまく仕事はできる、とオフライン勤務歴数十年で私は学んだ。

もっとも、今のところこっちでは他の選択肢は当分なさそうである。水曜の今朝、新規感染者数は14964人ということで、あちこちでロックダウンの検討がされているらしい。ショートバージョンや部分的、業種的など様々な方面からの検討がされているとか。今はまだ集中治療室などが満員ではないということだが、近隣諸国ではすでに限界を超えたとも聞くから、こちらも決して楽観できない。

検査のしすぎでは?とも思ったが、自分の周りを考えても本当に具合が悪くなった人、あるいは陽性の人と接触があった人しか検査していないことを考えると、必要な検査しかしていないのだろう。現に私はまだ一度も検査をしていない。物理的に接触した人の中から陽性の人が出ていないからだ。

なぜこんなに増えたか?というのは私になどわかるわけがないが、ただ言えるのは、私生活の中で油断する人が多かった、自分だけは、この集まりだけは、この人とだけは、と言って社会的な距離やら衛生面のルールを「ちょっとだけ」破った人が多かったんじゃないか、という想像だ。これは実際に見ていて思ったことなので、みんながみんなそうではないはずだ。ものすごく気をつけている人もたくさんいるのも知っている。ただ、一部が守らないと伝染性のものは防ぎにくいのだろう。